気になる職業訓練校があるため、ハローワークの担当窓口を訪ねた。
職業訓練校について話を聞くことも職業相談とみなされるため、失業保険受給のための求職活動としてカウントされる。
私は、再就職先として福祉業界を一番に考えている。
きっかけは、ある芸能人が、過去に携わっていた福祉の仕事について、取材で答えているところを偶然見たことだった。
回答内容は、こんな感じだったと記憶している。
「もちろん大変なこともあるけれど、基本的には利用者のペースに合わせてお世話をするので、時間がゆっくり流れていくように感じた。こちらはお世話をする側だけど、人生の先輩であるお爺ちゃん、お婆ちゃんから教わることも多かった」
そして
「やりがいを感じたし、その仕事を凄く気に入っている」
とも話していた。
ハローワークの担当窓口で色々と話を聞き、少しでも分からないところがあれば、都度、質問もした。
本当は全て話を聞いた後で、まとめて質問すべきなのだろうが、私にはそれが出来ない。後回しにすると忘れてしまうことがあるだけでなく、ずっと分からない点が気になり、話の続きに集中出来ないのだ。
気づけば2時間近く経過していた。
聞きたいことは全て聞けたように思うが、一歩踏み出す勇気を持てないでいる。
アラフィフ、今日もそろりと生きてます。