珈琲専門店 預言CAFEをご存じだろうか。
「珈琲専門店 預言CAFE」はプロテスタントのキリスト教会が運営する、自家焙煎珈琲を味わえるカフェである。
東京の赤坂と高田馬場に1店舗ずつあり、❝予❞言ではなく❝預❞言であり、占いではないところが興味深い。
カフェを利用するのにクリスチャンである必要はなく、全ての人が利用でき、勧誘は無い。
預言をいただくにあたり、こちらから伝える内容は受付時に記名表に記入する名前のみ。
預言料はなく、支払いは飲み物代だけ。
飲み物代は1,000円~で「預言カフェ ブレンド」を参考にすると、初来訪の2019年時から150円の値上げとなっている。…値上げの情報なんて、いらなかったかな?!
預言(※)は4分程度で、いったん始まると淀みなく一気に話されるため、スマホなどに録音することをお勧めする。
※お店のHPの記載内容から「神様からの助言」と表現されている利用者がおられ、実際に預言を受けた私も、その表現に納得した。
預言は、皆に同じ内容が伝えられるわけではない。実際、店内で順番を待つ間に周囲から聞こえて来た預言は、人によりどれも違う内容だった。
受付~預言までの流れはというと…
開店時刻の1時間前から受付が始まり、用意された記名表に名前を記入する。
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順番が来るまでの間、店外に用意された椅子に座りその場で待つか、再訪するかする。
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順番が来ると名前を呼ばれ、店内に案内される。
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メニューの中から飲み物を注文する。

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飲み物が運ばれ、ほどなくして店員さん(洗礼を受けたクリスチャン)の一人が向かいの席に座り、こちらの録音準備が整ったことを確認した後、約4分の預言開始。
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「…あなたを愛していると、主は言われます」というような台詞で預言終了。
私は、これまでに2度、預言をいただきに訪ねている。
1度目は赤坂店(駅徒歩3分)、2度目は高田馬場店(駅徒歩6分)。どちらがお勧めということはないが、行きやすさで言えば、線路沿いにある高田馬場店かなと思うし、赤坂店も駅の反対側に駅直結の赤坂サカス(TBSスタジオ・飲食店・書店・スーパー等が入る複合施設)他があり、待ち時間を有意義に過ごせるので良いかなと思う。

1度目も2度目も、かなり心が弱っている時に訪ねた。
占いではないと分かっていても「え?私のことを見ていたの?!」と驚くほど適格な言葉が並び、涙をグッと堪えることもあった。1度目に来訪した際は、近くの席で預言を聞かれていた方が嗚咽しておられ、救いを求めて来られたのだなと感じた。自然とその方の幸せを願う自分がいて、心が温かくなったことを覚えている。
アラフィフ、今日もそろりと生きてます。