初出勤で遅刻をかました、卒業後、初めて働いた職場の話。
タイトルからもお気づきかと思うが、品行方正な内容とは言い難いので、お嫌いな方は読み進めないことをお勧めする。
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その職場は、単身赴任している社員が多く勤めていた。
大半の社員は社宅に住み、そこから毎日、お客様に非日常を経験していただく場所へ通っていた。
職場や社宅の周囲に娯楽施設が乏しかったことも関係しているのかも知れないが、休日は社員同士で過ごすことが多かったように思う。
密な人間関係が、極めて限られた中で出来上がっていく。
そこが決して大型とは言えない隔離された観光施設といえば、密な人間関係が構築されていく様を、多少イメージしやすいかも知れない。
毎日のように先輩や同僚、後輩から、浮気された話や不倫している話、友人知人の彼女や彼氏を略奪した話を聞かされていた。
辛そうに話す人、なぜか幸せそうに話す人、噂話を楽しそうに話す人、様々だった。
「□□さんと△△さんは**兄弟で、〇〇さんと◇◇さんは**姉妹」といったお下品な話が、自然と耳に入ってくるような職場だった。
(夢の世界の裏側は、こんなものだったりする)
自分の居る環境を、最後まで当たり前だと思えなかったし、楽しいとも感じなかった。
もともと、お金を貯める目的で就職した職場だったため、生活費を極限まで切り詰め、1年半で去った。
私にとっては居心地の良い職場ではなかったけれど、他の人はどうだったのだろうか。
浮気した彼氏と、浮気された彼女、寝取った女、当事者3人がいっぺんに視野に入る光景は、今思い返してみても異様だ。
アラフィフ、今日もそろりと生きてます。