30代の頃までは珍しかった自身の白髪。

 

40代に入り、それまで一部にだけ生えていた白髪が全体に広がり始めた。

 

まだ白髪が珍しかった頃も見つけては抜いていたのだが、当初は渋々していた白髪抜きが、いつしか癖となり現在も続いている。

 

抜き始めると、止まらないのだ。

 

今では、ところどころ頭皮が透けて見えるほどだ。

 

白髪染めは、している。

 

けれど、染まっていない短い白髪があり、気になるのだ。

 

左手の指を、髪の表面を押さえながら少しずつ下にずらして行き、押さえた髪の表面から飛び出ている短い髪の毛を、右手に持ったピンセットで抜いていくのだ。

 

長年続けているため、指先が触れた感覚でソレが黒い毛か白い毛か分かるくらいだ。

 

これも抜毛症なのだろうか、1時間以上抜き続ける日もあるのだ。

 

白髪を抜く欲求を抑えられない。

 

 

アラフィフ、今日もそろりと生きてます。