居住地域に友人は、居ない。

 

一人で過ごす時間が、好きだ。

 

その度合いは年齢を重ねるごとに増し、人(他人)よりも

8倍くらいは一人の時間が必要だと感じるほどだ。

 

ただ、孤立は避けたい、と最近になって思い始めた。

 

けれど、面倒な人間関係も避けたい。

 

我がままなのだろうか?

 

我が、まま。のつもりなのだけれど…。

 

勇気を出して、月に1度行われるという地域のイベントに顔を出してみた。

 

きっかけは、市が発行している冊子だった。

 

そこには

 

「ふらりと立ち寄り、それぞれが自由に居心地のよい時間を過ごせる場所」

「コーヒーを淹れる人、そのコーヒーを味わう人、雰囲気を眺め楽しむ人…思い思いの時間を過ごす場所」

 

とあった。

 

お堅いイメージの役所の中にありながら、その一画は和やかな雰囲気に包まれていた。

 

偶然、同じテーブルに着いたご婦人方が、程よい距離感で話しかけて下さった。なのに、私は緊張で汗だく。

 

まだ、怖いんだな、人(他人)が。

 

 

アラフィフ、今日もそろりと生きてます。