私の記憶は2歳から。
大きなトラックに、私を挟むようにドライバーと母が乗っている。前方で男の人が「オーライ、オーライ」と手招きし、角を曲がろうとしている。
中学生になった頃、何気なく当時の事を母に話したところ、「その通り!そんなことまで覚えているの?」と、とても驚かれた。
幼い頃の記憶は他にもある。
それは、不思議な体験。
通っていた幼稚園での記憶。
行こう!と意識したら辿り着けず、ふとした瞬間に辿り着く場所があった。そこには、見上げるほど大きな恐竜(オブジェ)が居た。
そして、これも確か幼稚園、もしくは小学校1~2年生の頃の記憶。
通りの向こうにある学校。夜、2つの建物の屋上をつなぐようにロープの様なものが張られ、その上を前カゴ付の自転車をゆっくりと漕ぐ人影が。「えっ?ET?!」と、目を逸らしては見てを、何度も繰り返したが、やっぱり居るのだ。
そばで私の方を向いていた母に「あれ~!」と指で示すも、さほど関心が無い様子(に見えた)。
変なこと言ってる?かもね。
アラフィフ、今日もそろりと生きてます。