新幹線や車の窓から外を眺めていると、
遠くの山はずーっとはっきり見えているのに、
近くのフェンスや駅のホームは一瞬で通り過ぎてしまう。
近いものだからと言って、よく見えるとは限らない。
止まっていても、時間は流れている。
「灯台下暗し」
これは静的な事象に対して用いられることが多いが、
常に流れている時間の中では、すべてが動き続けている。
動いているものは、近くのものが見えにくい。
つまり、今、直面している事象に対して、
一度視線を遠くに向けて、広い視野で物事を捉えることで、
何か見えてくるものがあるかもしれない。
遠くのものを目印に自分の居場所を確認して、
そこから、今自分がすべきことを考える。
そんな考え方もあるのではないだろうか。