萩原規子さんに『RDG』というファンタジー小説があります。ここのところ、読んでいます。半分くらい読んだでしょうか。
RDGというのは絶滅危惧種をのせた図録のようなものなのですが、類まれな巫女の血を引く主人公の少女を意味しています。
ファンタジーで冒険ものなので、戦ったりもするのですが、なかなか示唆深いこともたくさん書いてあり、特に修験の山の根幹にある共通した姫神というアイディアは私にとってはすごく腑に落ちるものでした。具体的な名前を持つ以前から存在する女性的なる根源。
単に小説としても面白いので、おススメです。