緩める | 探求

探求

日々の身体と心の動きを観察する日記です

緩めることの大切さは知っていたんですが、実際に手首、足首をほぐしてくると、身体全体のこりに気が付きます。そこで今度はそのそれぞれの箇所をほぐそうと、ピンポイントのアーサナを選んでやっていました。で、そのうち、身体のうちから凝っているということに気付きました。

と、ここで思い出したんですが、もう半年以上も前に鍼灸師の友人から、内臓が心配だということを言われていました。それ以前はジムも通っていたんですが、去年は仕事と東北支援で行く暇がなかったので、やめてしまっていたのです。それで、身体を調える時間を持ってなかったんですね。

私がとりあえず、行き着いたのは、藤本靖さんの耳、口、鼻、目を緩めるワークです。『疲れない身体を一気に手に入れる本』です。類書がいろいろ出ていて、耳ひっぱりだけの本もあり、それでもたしかに効果はあるんですが、他の手技もいいので、もっぱらこの本を利用しています。

一つだけ、やりかたを紹介しますと、耳たぶの少し上のくぼんだところを、左なら左の親指と中指で挟み、右も同じようにして、両方、引っ張ります。慣れないうちは寝ながら、片方ずつでもよいみたいです。私の実感だと、立ってやるのもいいですね。座ってやるときは背筋がきちんと伸びるように、私は蓮華座で座ります。結跏趺坐というやつです。でも、この座り方自体慣れないときついから、立ってやるか、寝てやる方がいいでしょう。寝てやると楽なので5分くらいでももっとでも出来ます。
 
首と股関節が緩んでくる気がしますね。小一時間やると、だいぶ、体調が回復します。疲れ気味の方はこの本、いいですよ。実技という意味では、そんなに読まなくても大丈夫です。理論的にも勉強したい方は『身体のホームポジション』がお勧めです。