デザイナーの桂由美さんがお亡くなりになった
94歳
1970年代に、社会人の1ヵ月分の給料で買えるウェディングドレスを桂さんが発表した時、日本の結婚式でのウェディングドレスの着用率は3%に過ぎなかったそうだ
それが常識で当たり前だった
その当たり前に、桂さんは挑み続け、2023年3月にもこう話された
「日本を一番ウェディングが美しい国、ウェディングでハッピーになる国にしたい。今もそれは変わっていないです」
1930年に生まれ、戦争が終わった時は15歳、常識や当たり前を鵜呑みにせず、世界に羽ばたき、日本の結婚をウェディングに変えた桂さんのご冥福を心からお祈り申し上げます
桂さんのような、クリティカルな若者を育てる、それが私なりの桂さんの意思を継いでいくことだと勝手に思っています。