納豆 | これでも元私立高校教員

これでも元私立高校教員

30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

子供の頃、生まれ故郷の名古屋ではあまり納豆を食べる人はいなかった。

そもそも納豆自体がそんなに売っているものではなく、やはり関東地方の食べ物という印象だった。

しかし父親が東京出身で当たり前のように納豆を食べていたので、子供心にこんなおいしいものはないといつしか思うようになった。

最近では納豆に卵は食い合わせが悪いなどと言うそうだが、そんな事は全く関係なく卵納豆は我が家の定番だった。


それから月日を経てやっぱり納豆が好きだ。

こんな感じにして食べるとまさに至福の時間。


世の中には私などが想像もつかない高級な料理がたくさんあるらしいが、つきるところ子供の頃に食べたおいしかったものが1番良い。


1番好きな食べ物はなんですか、と聞かれれば必ず納豆と答える。

無人島に何か食べ物を1つだけ持っていくとしたら何ですか、と聞かれたら必ず納豆と答える。

死ぬ前に最後に何を食べたいですか、と聞かれたら必ず納豆と答える。


もちろん、あの納豆の匂いが大嫌いだと言う人もいる中にたくさんいて、それはそれで理解ができる。

しかし私にとっては、どれだけ食べても飽きることがない永遠の友人だ。