1丁28円の豆腐と128円の豆腐の違い | 石川県 野々市の自然食品店 のっぽくん 小浦隆造のブログ

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食べた方が元気になって楽しい生活をおくってもらいたいって気持ちでやってる石川県野々市市の自然食品店 元気な野菜たちのっぽくんの小浦です。自分が日頃思った事感じた事、たまに商品を使ってみての感想など日々のお店の仕事を通じて感じたままを書いてます。

いつもありがとうございます。

石川県野々市市の自然食品店のっぽくん代表の小浦です。

スーパーやドラッグストアに行くと売られている1丁28円とか3丁で98円とかで売られている豆腐とのっぽくんで売っている1丁128円の豆腐の違いについて書いてみたいと思います。


豆腐はなにからできてるか。

豆腐の原料は茹でた大豆を絞って作られた豆乳とにがり

この組み合わせが昔からの伝統的な原料です。

しかし現在は「にがり」以外の豆腐を凝固させることが出来る物質が出来ました。

この大豆を凝固させる物質が重要で

天然にがりを使った場合豆腐1丁(300g)作るのに必要な大豆の量は約85g
安い豆腐で使われている大豆の量は約30g

と約3倍近い差が発生します。

その理由は安い豆腐で使われる凝固剤(硫酸カルシウム・グルコン酸)は凝固力が強く、少ない量でも固める事が可能です。

天然にがりは1丁作るのに10円~30円ぐらいの原価がかります。
安い豆腐で使われている凝固剤は約0.1円と非常に低価格です。

のっぽくんで扱っている豆腐の原料の国産大豆の1丁あたりの原価は20円~
(相場が上がっているのでもっと高いかもしれません。)

安い豆腐で使われている輸入大豆の場合だと5~10円

と大きく違ってきてしまいます。

*ただ安い豆腐には凝固剤のほかにイロイロ使われていますのでもうちょっと原価はかかっているかもしれませんが・・・。

原材料だけみても大豆の使用量から原材料費まで全くちがうのはお分かりいただけましたでしょうか。

美味しいお豆腐を食べたい。

そう思われた方は原材料覧をみて

国産大豆・にがり と書いてあるものを選んでくださいね。

原材料にこだわってても充填豆腐って書いてあるものは日持ちはするんですが、味は普通の豆腐に比べて落ちるのでこだわる方はその辺も見る必要があります。

ここからは余談ですが

子供が幼稚園に通っていた頃妻から聞いた話ですが

うちの主人お豆腐が好きやから毎日だしてるんだけども

1週間に豆腐代で500円もかかるんやって~。

高すぎんけ~。

という話を聞きました。

世の中の奥様

会社の人間関係やなにやらストレスの多いお父さんのささやかな楽しみです。

それぐらい許してあげてね。