いやー、最近、雨が多いですね。
傘が手放せないわ、足元はぬれるわ、
せっかくのゴールデンウィークなのに雨なんて・・・
と、
こんな感じに
雨の日は憂鬱になるから嫌いという人がいます。
まあ、ただの好みの問題と言ってしまえばそれまでですが
心理カウンセリングの世界では、
雨が体調に影響を及ぼす可能性が知られています。
雨がもたらす体調への影響・・・
それは
季節性感情障害(きせつせいかんじょうしょうがい)
・・・なんか凄そうですが、中身はシンプルです。
この障害(?)はある特定の季節にのみ、
倦怠感や気分の落ち込みなど、うつ病に似た症状が出るというもので
一般的には、気温の低下や日照時間の減少する季節に発症します。
・・・低い気温と少ない日照時間
はっ！！
そう、雨の日もヤバいんです。
雨が降ることによって日照時間が減少すると
体内時計を司るメラトニンの分泌が遅れて、体内のリズムが狂いやすく、
また、光の刺激が減ることで神経伝達物質のセロトニンが減り、脳の活動が低下してしまいます。
すると、
なんか知らないけどやる気が出ない
気分が乗らなくて集中できない
眠い、怠い、疲れが取れない、等々
鬱病に似た症状が発症しやすくなります。
しかも、鬱病にはない食欲増進効果があるために
とにかく腹が減る！
ゆえに食べる！
すなわち
鬱なうえに体重が増える！
期間限定とは言え、なかなか迷惑な奴です 笑
しかし、この症状の多くは光を浴びる治療で改善されます。
具体的には
・昼間でも照明を点灯して部屋を明るくする
・規則正しい生活をして積極的に日を浴びる
・家電量販店の照明売り場で過ごす 笑
などが効果的です。
なので
せっかくのゴールデンウィークを気持ちよく過ごすために
ぜひ、積極的に光を浴びることを意識してみてください！
ではでは(^^)/