これだけは年内に! Part.4
05年もあと残り2週間と少し。
日々公務員試験勉強に取組んでいる皆さんは、どんな気持ちなのでしょうか。
やべぇ~、このままじゃ間に合わないよ~。
いや、俺はこのままいけば楽勝だな。
今から、始めようかと考えているんだけど、間に合うかな。
などなど、色々いらっしゃると思いますが、僕は去年の今頃、卒論を必死こいてやっていたのを覚えています。
本気になって取り掛かったのは、2月くらいからでしょうか。
だから、勉強がはかどっている方も、なかなか前に進むことができないでいる方も、今から始めようとしている方も、全員大丈夫です。
毎日少しずつ、少しずつ、その日々の努力を積み重ねることによって、合格という扉は開かれるのですから。
諦めたら負け。
粘った者の勝ち。
最後まで、諦めずに頑張り続けてください。
ネバー・ギブアップでいきましょう!
では、早速、民法いってみましょうか。
これはどの法律科目にもいえることですが、まず法律を勉強するにおいて、絶対に押さえておかなければならない学習ポイントを挙げるとすれば、何が何でも「判例」ですね。
これは、皆さん承知の通りです。
勉強していくうちに、学説が色々と出てくるので、判例とごちゃまぜにして混乱したり、「学説の方が論理構成がスムーズで納得しやすいから、俺は学説で決めるぜっ!」なんてことにならないよう、十分に注意してほしいと思います。
このことが特にいえるのは、公務員試験の法律科目では、民法なのです。
まぁ、判例とごちゃまぜ、という前者のミスは気をつけておけば大丈夫ですが、問題は後者。
確かに、学説には判例よりも理論整然として、思わず「なるほど!」と選択してしまいそうになるものもありますが、何故学説は判例になりえないのかをよく考えれば、理解できるはずです。
ずばり、学説では、決着がつかないから。
この一言に集約されます。
公務員試験において、民法は我々にとっては“学習”すればよいというものですが、実社会においてはこの民法に則って動いている、という大前提をしっかりと覚えておかなければなりません。
我々にとっての民法は、学習の対象。
しかし、本来の民法は実社会で争点を決するもの。
つまり、端的に言えば、どちらが“善”で、どちらが“悪”かを裁く、上皿天秤の役割を果たしているのです。
民法とは、上皿天秤である。
この言葉を念頭に、民法に取組んでいけば、たとえ本試験において、見たことのない事例が出題されたとしても、あとは今までの判例の積み重ねを応用して、どちらを助けるのかという上皿天秤的発想で、問題文の一つ一つの言葉を吟味していけば、解答へ自動的にたどり着くことができるようになっています。
判例を丸暗記しない!
これが、応用力を身に付けるための鉄則。
判例を導き出すための過程を理解する!
これが、民法を制するためのカギ。
これらのことさえきっちり守ってやれば、もう民法なんて怖いものなし!
次回は、その具体例を少し挙げながら、もう少し掘り下げていきたいと思います。
努力は実る!