アナログ放送終了 | 感想記(アメブロ版)

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・・・なのですが、私のところでは相変わらずアナログで放映されています。
これも前の記事に書いたとおりデジログとかいう、デジタルからさらにアナログに変換している放映をしているせい。
私個人としては本日正午どのように切り替わるか見たかったのですが、それもかなわず結局夕方帰宅して画像を確認して「やっぱり変わっていない」と心の中でつぶやく程度でしたね。
知り合いのご婦人にいたっては、この機会にNHKへ受信料を払うのをやめようかと考えていたのが、配信元でNHKをアナログ変換したおかげで、払わない口実がなくなったとぼやいていたし。

しかし、午前中のテレビ番組で報道した「~事件」の一覧をみるにつけ、報道の面から見ると映像の役割はそれほど大したことがないんだなあと実感させられますね。
確かにあさま山荘や911テロなどで映像は「演出」としての役割を全うしている。
けれど所詮はそれだけで、映像はあくまで事件の情報をよりリアルに見せるための「演出」でしかない。
その証拠に映像としての価値があるのは「~事件」などの直接「見える」ものでしかない。
逆に言葉や文章で伝えられるのものは「映像」としては見せることもない。
言葉や文章で十分伝わるから。
そして、困ったことにそういう言葉や文章伝える必要がある報道こそ、自分達に直接影響があるのだ。
消費税しかり、最近のさまざまな民主党の政治運営内容しかり。
震災報道にしても、報道内容がドキュメンタリーばりの「演出」に堕している。
阪神大震災ではテレビの役割は大きかったそうだが、東日本震災に関するTV報道が被災地にどれだけ有効なのだろうか。
さらに困ったことには映像が「演出」でしかないことをマスコミ側が理解し、都合が悪いところには無理やりコメントを挿入して曲解させようと躍起になっている点だ。
つまり、コメントを挿入することでTV報道の最大の特長である「映像」を自己否定し始めているのだ。

まあ、最近はまともにニュースも見ていないし「好きなだけやっていろ」と思っているんで、何も言わないけどね。