大学一年の冬、当時は友達と呼べるほど仲良くはなかった同じ学年の女の子3人が、軽音に入ってきました。


どの子もみんな、友達の友達って感じ。


軽音部に先に入っていた俺は、同じ学年の部活仲間が増えて嬉しいなという感じでした。


ギター&ボーカルとベースとドラムの3ピースだったそのガールズバンドは、ベースの女の子以外は初心者。


もちろん、定期ライブでの演奏はなかなかひどく……


そのくせ、「卒業写真パンクバージョン」とかやってんのね(笑)


なによりもギター&ボーカルがひどいってことで…。


歌は上手いんだがギターがね…



んで、俺がギターで誘われたのでした。






当時はその女の子達に「にっしー」と呼ばれてましたが、加入して何度目かの練習の時。


すでに俺は、「ここでドラムはこーしよう」とか、ギターの子には「こっちのパート弾いて」とか、いろいろ注文をつけていたのでした(笑)。


まともな経験者が俺しかいなかったからね。


そのうちのギター&ボーカルが、「このバンド、にっしーがプロデュースしてるみたいだね!なおやがプロデュースだから、なおPだな!」


当時、バラエティの「内村プロデュース」が全盛期。


だから、「なおP」。


ほどなくして表記がなおぴぃ(一部ではなおぴー)へ。





ところがそれからしばらくして、名付け親であるそのギター&ボーカルは俺のことを「なおぴぃ」と言わなくなりました。







ねえ。


あの時友達のままでいようとしていたのは、俺の方だったんだよ。


だから俺は、その時の君の寂しい気持ちを、必死に心で受け止めることにしたんだ。


その時の俺は決して間違ってなかったよ。









その日から、彼女は俺を「なおぴぃ」ではなく名字で呼ぶようになって。


それは、卒業までの一年半の間までも変わることなく、バッグを買いに札幌で会った時も、今年のお正月に偶然会った時も、4月にいきものがかりのライブに一緒に行った時も変わってません。


彼女がつけた俺の呼び名は、大学時代の知り合いのほとんどが今でも俺を呼ぶ時に使うようになり、今では会社の同期や後輩にも使われてます。


はたして、10年後の35歳になってもそう呼ばれているのかな?


ちょっと恥ずかしいよな(笑)。




でも。


今でも彼女が俺を名字で呼ぶ時は一瞬切なくなる。


たかが呼び名の一つだけれどね。


もう一度呼んでほしいんだ。


なおぴぃ!ってね。









そういや、全然別件なんだけど、最近…というか一昨日、久々に面と向かって「ほんと女々しいね」って言われたわ。


知ってるよ、そんなこと(笑)。




またわけのわからない内容で、自己中な内容でごめんなさい。


読んでくれてありがとう☆


ここは、もどかしい想いを吐き出せる場所の一つであって、こんな能天気で楽天家な俺でも、どうしようもない時はすっごい助かってます。


そんなこんなで、ブログ開設から半年です!!