土曜日ですが仕事です。


来週から週末はがっつり遊びます。





札幌ではYOSAKOIソーラン祭りが開催中でございます。


このブログを見てくれている方なら、俺が仕事でどのエリア回ってるかを知っている人もいるでしょうが、本日まさに三石地区にいまして。


三石といえば、YOSAKOIでは有名な「三石なるこ会」です。


今日三石で聞いた話ですが、一度解散したなるこ会、今は名誉チームで審査対象ではないですが、近年はなるこ会に入っているだけで、自費の遠征費用などかさんで抜ける人が多かったとのこと。


最近のYOSAKOIチームの問題として聞いたことある話だなって。


俺さあ、高校の時にYOSAKOIソーランを作った長谷川岳さんにインタビューする機会ってのがあったのね。


近隣の企業一件一件まわって了承もらったという苦労話もあり、自分達で手作りで始まったYOSAKOIがこれほど多くの人に支持されて、本当に嬉しいって言ってた気がします。


あれから8年。


最近はYOSAKOIに関して否定的な意見を唱える人が多くなったように思います。


学生の手作りで始まったお祭りは、いつからかその比重が賞レースにおかれるようになり、ただ「楽しんで踊る」ことではなく、金をかけてレベルをあげ、それについていけない人は脱落する。


さらには、審査対象基準になるためのチーム構成の条件も細かい。


チームそのものに限らず、YOSAKOI自体が排他的になったんじゃないかなというのが俺の今のYOSAKOIに対する印象です。


もちろん、全てがそうだとは思わないけれど。


スポンサーがついて利権がからむと、全くろくなことがない。




「なにも大通を通行止めにして混乱させるより、ドームだけとかでやって、見たい人達だけ集まればいい」という意見も聞きました。


俺もちょっとだけ賛同してしまうのが悲しいです。


昔はYOSAKOI見に行ってたし、去年も夕張会場は仕事がてら見に行ってたけどなあ。






祭りの在り方ってなんだろうな?


一部の人達の利益や自己満足のために、犠牲になる人達がいるってことを忘れてはならない。


まあ、エンターテイメントなんて全ては自己満足だとは思うが(笑)


そーじゃなくて、そこにいる人、参加する人、作る人、その全員が楽しいと思えてこそがフェスティバルだよな。


YOSAKOIを否定はしないし、これからも道民のお祭りとして発展してほしい。


けれど、「儲けよう」と思った瞬間から祭りってのは終わっていくんだな、きっと。


原点はなんだったのだろうか?







今回のロックインジャパンとライジングサンの問題も(もう終わりつつあるが)、大筋は違えど、本質は同じかもね。



結局は、なんだかんだ言っても楽しんだモン勝ちだな!!