どーも。


出先での2連泊はほんとに疲れるという俺がやって来ましたよ。




今日のニュースの中で気になったことを。


俺は決して音楽に詳しいわけでもなければ、音楽評論家でもなく、ましてミュージシャンでもなんでもありません。


ただの一般人なんです。



若干アホな。


ただ、俺のことを知っている人や、このブログをわりと見てくれてる人はわかってるように、音楽というものが大好きです。


大学生の時は、本気で音楽は世界を救えると思っていました。


本気で(笑)。




でもですね、


でもでもでもでもですね。


ほんとに救えるのかもしれません。


今日、北朝鮮で、アメリカのニューヨークフィルハーモニックが公演を行いました。


これなのさ。


米ソの冷戦の時でも、オーケストラの演奏をしにいったみたいだし、当時国交がなかった米中の間でも、オーケストラの演奏が一役買ったみたいです。


世界を救えるなんて大それたことは言わない。


けれど、これがきっかけとして両者が歩み寄ることが出来たら、ただの五線譜の上に乗っかっているおたまじゃくし達も意味があるのじゃないのだろうか?




もちろん、課題は山積みだ。


六者協議も進まない、核兵器の問題も解決していない、置き去りの日本人拉致事件…。


北朝鮮の独裁政治には全く賛同できないし、ましてや文化を弾圧する国家が存在すること自体、ありえることだろうか?


少なくとも、当たり前に音楽が聴けて、当たり前にギターが弾けて、当たり前にライブが出来るこの現実が、当たり前じゃない国もあるということだ。


でも、置き去りにされている諸問題は忘れないでほしい。


ただ、音楽が何かのきっかけで、わずかにでも社会情勢がいい方向に転じることを祈るばかりなんだ。


そして俺も、そんな音楽に救われてきた人間である。




今、2002年に日中国交正常化30周年を記念して行われたGLAYの北京ライブを思い出す。


開演時には硬い表情の中国人達が、ライブ終盤に見せてくれていた笑顔は忘れられない。


もちろん俺はDVDでしか見てないが、ライブ会場で警備に当たる軍服を来た警備員までもが終盤見せていた笑顔こそ、まさに文化が社会主義を越えた瞬間だと思った。



だからこそ俺は、音楽が世界を救うと信じてやまないのである。




今日はいい一日だった。


おやすみなさいね。