去年に引き続き、大宜味村喜如嘉の芭蕉布織物工房の依頼で、やんばるアートフェスタに作品を展示することになりました。
芭蕉布といえば、大宜味村喜如嘉の由緒ある✨伝統工芸品✨
でも、私は、去年この依頼が来るまでは、地元なのに、芭蕉布についてあまり知らなかったんです😓
芭蕉布といえば、紅型のような、華やかさはなく、素朴(悪く言えば地味)な着物…というイメージでした。
柄とかも、あまりなくて、ベージュ系の
カスリか、ほぼ無地…ってのが、私が思ってた芭蕉布💧
もう、ホント恥ずかしい限りです😖
11月半ばに、材料の、ハギレと、糸(繊維)の切れっぱし?をいただいた時に、私が思ってた芭蕉布とは、イメージが違ってて、ちょっとビックリしました‼︎
シンプルで素朴だけど、柄も意外とカワイかったり。。。
チェックとか、ボーダーがあったり、色もベージュだけぢゃない!!
同じ色でも、光沢があったり、質感の違う生地だったり…
あら?芭蕉布って、オシャレかも…って、新発見!!
色々、調べてみたら、芭蕉布って、着物がとても好きな人からしたら、喉から手が出るほど欲しい高級品らしく、作るまでの工程も多い。
土から作って、木を育てるとこから始まる、完全にオーガニックな着物。
糸を紡いだり、裂いたりってらだけでも、とても細かい作業…コレを喜如嘉の、おばあちゃんとかがやってるのかぁ〜って思うと、小さいハギレとかでも、思いが沢山詰まってるんだなぁ〜って、実感。。。
この、芭蕉布を芭蕉布を知らない方にも、身近に感じてもらいたいってゆうのが、今回の依頼主の思いでした。
正直、伝統工芸品なので、どこまでやって良いの??
芭蕉布の良さを生かすには?と、考えてしまうと、何を作れば良いのかわからなくなっちゃうので、私達に、依頼したってことは、これまでの芭蕉布の概念をぶち壊すくらいの気持ちがあると解釈し、
去年は、実用的で、すぐにファッションに取り入れられるアクセサリーを作りました。
私的に1番のお気に入りだったヤツ。
って、アクセサリーぢゃないけど 笑
正面を見てるマングース(のつもり)、でも、ちょっと視点を変えれば、未完成だけどキラキラしてるものだったり、楽しいことや、キレイなもの、面白いモノ、沢山あるんだよ〜
キラキラしてるんだけど、未完成でも良くて、マングース自身も、ゴールドで、自分自身も、ホントは輝いてるんやで〜って意味をこめて、『ギフト』って名前にしました。
深いぃ😆👍👍👍
と、ここまでは、去年のです。。。
去年の、芭蕉布でつくった女の子のブローチが好評だったらしく、
今年は、ブローチを作って欲しいとの依頼がありました。
顔は、芭蕉布の布で、髪の毛は、芭蕉布の繊維で出来ています✨
芭蕉布の布は、サラッとしてるけど、少し硬め繊維も少し硬めなんですが、
一つ一つ、チクチクと作っていきました。
親から子へのはじめてのギフトは、「名前」
という事で、可愛がって頂けるように、一人一人に名前を付けてみました💕
Ladies編
左から、
●72歳現役パリピのローソンさん(パーティといえば、三角帽子と思っている)
●ローソンさんの執事 Charlie(チャーリー)
●ジョンレノンに憧れる帽子職人 Jack(ジャック) ●大学教授 HASEBE
●ハゲてきたので、髭を伸ばして頭頂部に乗せてみた空手家 TAIRAさん
何故か肩書き?まで考えてしまった。。。
Mensの、ローソンさん、元々は
ローソンをこよなく愛するローソンさんだったんですが、母からクレームがあり、
芭蕉布、無形文化財だから、ローソンをこよなく愛するは、ローソンを宣伝してるみたいだから、ダメぢゃない??
ということで、現役パリピに変更
人間国宝の『平良 敏子』さん
去年お逢いした時のですが…とても可愛らしいおばぁちゃんでした💕
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