特捜部Qシリーズが大好き
シリーズものってどれかは「はあ?」って作品がでちゃうんだけど
これはシリーズ4作とも全部 おもしろかった 作品の完成度でいうと4作目の「カルテNo64」
個人的な好みは異常性から「Pからのメッセージ」かな

北欧ミステリーは質が高くていい(これはデンマーク)
北欧特有の 曇りがちな風景や全体に暗い画像
高福祉なのに病んでる

最新作はキャスト一新(役名や設定は同じ)



私はカール役のニコライ・リー・カース(天使と悪魔にも出てます)が非常にハマり役だと思ってて
もともと演技派なんだろうけど 難事件(未解決)を執拗に捜査する刑事
仕事を取ったらこの人 廃人だろうなというくらい社会不適合が垣間見える 実際 映画の中でも家庭崩壊 アルコール依存・たばこ依存 ハチャメチャ

今回 ニコライに替ってカール役をやるのはウイルリッヒ・トムセン
前任者より10歳年上で現在は60歳
この人が どういう訳か普通のおじさんにしか見えなくて困った
物語は以前のに比してシンプルになってる気がした

まあ 観てるうちには 慣れるが

映画の評価としては前作に比してガタ落ち
物語の本筋が汚職っていう どの国にもあるから おもしろくない

が・・・もし回を重ねればよくなるかもしれない(原作はすでに8作ある)

BLドラマばっかじゃなくて ちゃんと映画も観てるよって話でした