奇跡が起こる!! | 地球を旅するダンサー⭐︎ノール

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奇跡が起こる。。。

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昨夜のFUCK U事件があり、
また眠れず、胃が痛く、すごい前に食べたご飯迄消化不良で胃に残ってる。。
あーーーあ、、、もう嫌だ。嫌だ。嫌だ。嫌だ。

しかも、7時から検診。
要するに、朝1で意地悪い医者に顔を会わせないといけない。。

ムカついてきて、2度寝出来ずに、
『たそがれ清兵衛』を観て時間が来るのを待った。
3時間眠れたかどうか解らないけど

仕方ない。。。病院へ行く。

マリアさんが7時から病院に付き合ってくれる。と言っていたのが
心の支えだ。

そして、マリアさんと待合所で待つ。

朝の7時から他人の病院に付き合ってくれるなんて、、、
私、出来るかしら?と思う程親切過ぎませんか??

だけど、私はしなくてはならん。
ここまでしてもらって、自分は他人に同じ事が 出来ないなんて、
だったらいっそ、人間辞めた方がいい。
与えられるだけで最後は食われる家畜になればいい。

きっと、ブラジルに居る日系人の親切さは、
この連続なのだと思う。
親切が親切を呼ぶのだ。

エジプトの日本人社会は、
その逆だ。
意地悪が意地悪を呼ぶ。
女が腐りきった社会。
誰か世直ししてくれ。

そして、今日解った事として、
7時の予約取っても、
医者が来るのは8時過ぎからだ。という事だ。

やはり意地悪な医者は、8時半に来た。
1時間半も待った。

看護婦に『先生は来てるの??』と聞いたら、
『もう来てるわよ。』と言っていた。
マリアさんは『そう言ったから、来てるでしょ。待ちましょう。』と言う。
どこまでもラテンアメリカだ。

それに、私はそんな簡単に人を信じません。

絶対に来て居なかったハズだ。

彼らの歴史も余計に嘘の信憑性を高めます。

なので絶対嘘だ。と心の中で決め込んでいた。
マリアさん、何でそんな簡単に信じられるだ??
どこまで良い人なんだ??
それとも私が悪い人なだけ??

そして、1時間待った所で、
マイが様子を観に来た。
さすがに、昨夜の事を消化しきれていない私は、
マイとマリアさんがポル語でガンガン話しているのが
てんで面白く無い。

し、またマイは、自分はゆきの事をとても心配してますよ。
ちゃんと準備しているよ。手伝ってるよ。
なんてフリをしてマリアさんに必死になって赤ちゃんの話をしている。
何にも知らないし、知らんぷりしてる癖に。。。
どこまでも表向きがいいから私は冷たい目を送るしか出来ない。


こういうとこ、ジゼリとそっくり。。。
本当の親子で無いけど、やはり育った環境だろう。

ソレをいつも信じるマリアさんと、
またか。と黙って、話半分に聞いているのは、
私とみすずさん。。。
やっぱり私はみすずさんとスゴく良く似ている。

みんな育った環境で物を観る角度が違うのが面白い。

そして、昨夜、
聖書を開いたら、
『矢を磨ぎ、立ち向かえ。』と出ていたので、
そうさせてもらおう。と、
マリアサンに、
『昨夜、マイのバイトの子から、何だか酷い文句を言われたんですけど、
 彼女は何を言いたかったのか、マイに聞いて貰えますか??』
と通訳をお願いした。

マリアさんも、通訳したら、
あーーー風呂の事ね。
だから、アレは。。
と、良い人ぶってる。

なので、ソレをさえぎって、
『そんなの解ってる。昨日、充分私達、マリア先生も含めて話したよね?
 その後の話をしているの。
 その後の話なのだから、彼女は別の事で何か私に言いたいんでしょ? 
 家の事なんだから、マイ、知ってるよね??』と、言ったら

シラ切った。
出ターーーー。。。

また目が泳いでる。。

ブラジルの嘘つきは、目が泳ぐ。
エジプトの嘘つきは、目が真っ直ぐ。

ま、泳ぐだけマシか。。

もういいや。この際、どーーーでもいい。

そして、
私は彼女が何を言ったのかちゃんと知りたい。
だから彼女に何を言いたかったのか聞いて、そして、
解りやすく説明してくれ。
と言った。というか、通訳してもらった。

私が非常に不愉快な思いをしてる。って事はどうやら非常に伝わったようだ。
私が多少でも牙を向いたのはコレが始めてだし。
かなりバツが悪そうだった。

そして、やーーーーーーっと呼ばれた。

どーーーせまたあの医者め、無視だろ。と思いながらも、
『ボンジーア。』というと、
始めて答えが返って来た。

あれ??
どうした?君、あのいつもの、意地悪な医者だよね!?!?
朝食に、毒キノコ入ってたか????

すると今日は、看護婦さんがとっても良い人で、
少し気が強いですよ。と濃いめに顔に書いた黒人女性でした。

そして、そっちに座って。と、促される。
なんだか、空気が違う。
そして、この意地悪ドクトール君、
マリアさんに、私の事を質問攻めしている。

『この子は日本人でしょ?何でここに居るの??
 旦那さんは? ブラジル人じゃないの? 
 ラウラさんは、親戚なのか? あなたとはどういう関係なのか??
 エジプトに住んでいたのか? 
 何をしていたのか??』
などなど、、、とにかくマリアさんも、淡々と説明してる。

そして、一通り説明が終わると、
私の所へ来て、
『ごめんね。オレは、英語が話せないんだ。ポルトガル語しか話せなくてごめんね。 イタリア語だったら話せるんだけどね。本当にごめんね。』
なんて言いだした。

!!!???
『ごめんね。』って言ったよ。この意地悪君!!!???

ビックラこいたばい。

そして、その後も、
子供を生んだら日本に帰るのか??エジプトに行くのか??
駄目だ!!
ブラジルは良い国だし、ここにずっと居なさい。
と言いだしたり、、
エコーの結果の詳細も、細かく説明しだす始末。。。

はい???
何でやねん!??
どげんなっとるとね??

お前の様なヤツが居るから私はブラジルが嫌いになってんじゃねーーーのかよ!?


てか、君、
前回、看護婦さんと顔観合わせてどっか行け。って言ってた人の
双子の片割れですか??

人ってここまで変われるか??

いや、全てがハッピーになれる、玉食っただろ??
お前、ラリピーか??

どっちにしても、
相当ご機嫌なのだろう。

どっちにしても、私は嬉しかったので、
最後に
『ムイト オブリガーダね!!チャオチャオ!!』
と、握手した。

彼も、
『デウス アベン ソイ』 good bless u!!
(日本語で何と訳しますか??解りません。)

と言う始末。

すると、マリアさんは、
コレ、プレゼント。と言って、彼に
日本製のボールペンをプレゼントしていた。

マリアさんと、ビックリしたね!!
何だったのだろうね??
ご機嫌だったね。
と、わいわい喜んだ。

マリアさんは、昨日から、
神様に祈ってた。と言う。
そして、彼に何かプレゼントしないといけないな。と思っていた。
と言う。
何か与えたいな。と思っていた。と言う。

そうか、、昨日、
江原さんもそう言っていたな。

与える事で愛の充電を満たそう。と、、、

だから、マリアさんは愛で溢れているのだ。

だからこうして、キセキを起こせるのだ。

そして、更に、驚き。
外で旦那さんがずっと車を止めて待っていた。

待っていたのかーーーー!!?知らなかった。。。

そして、その中から、ベビーカーが!!!!
みんなに聞いて中古を頂いてくれていたのだ、、、


それに、またみすずさんからの荷物、
習字のセット(手、足形を取るための、)と、
漬け物を私に渡す様に、頼まれていたらしく、ソレを朝、取りに行ってから
病院まで来てくれたのだ。

旦那さん、2時間近くも、車の中で待って居てくれて、
更に、笑顔で、
おはよーー。さ、座りなさい。とか、言って、
ベビーカーに促したり、、
そんな爽やかなギャグを朝からかましてくれ、
コレ、昨日洗っておいたからね。と、ベビーカーの説明をしてくれた。

この夫婦、、、
理想過ぎて、正直、眩し過ぎる、、、神々し過ぎて痛い。。

マリアさんにお礼をしたかったので、前々から用意していたプレゼントと、
昨夜のご飯のお裾分けを渡した。

そして、玄関でお別れの時に、
マリアさんは、マイに、念を押してくれた。
『バイトの女の子に、ちゃんと聞いて、そして、何だったのか、
 ゆきこさんに伝えてあげて下さいね。』と。

そして、私には、
『忍耐ですよ。耐えるの。頑張るのよ。』とそう言って、
帰って言った。

なんだか、とっても嬉しかった。
特別、何があったのか話してもいないのだけど、
私がかなり怒っていたので、察してくれたのでしょう。

そして、昨夜は私の事を神様にお祈りしてくれ、
更に、朝も早くに来てくれ、
ベビーカーも用意してくれて、、、

そして、神様は願いを叶えてくれた。
意地悪な医者を意地悪じゃなくさせてくれた。

きっと、看護婦さんがとても良い人だったので、伝染したってのもあるだろうけど、どっちでもいい。
とにかくとっても嬉しかった。

こんなハズじゃなかった。涙 の反対バージョンだ。

そして、
昼過ぎには、
バイトの子が遊びに来ていて、
マイと一緒に私のとこに来て、
『ブリンカ』だったか、
『ブロンカ』だったか、
忘れたけど、そう言った。

要するに、
ブリンカ=to play
ブロンカ=telling off

なので、どっちにしても、
昨日の事は、ジョークだよ。忘れてよ。的なノリなのだ。

私はソレでも解らないから、説明してよ。と、
怒っている態度を見せていたら、
二人してバツが悪いので、逃げる様にその場をうまく誤摩化して去った。

馬鹿らしい。
もう、いいや。

そんで
また誰も学校に行かないし、仕事に行かない。
1秒たりとも同じ空気を吸いたく無いので、
さっさと町へ出た。

今日は町でいっぱい知り合いに会った。
そんで、アサイーアイスを食べようと喫茶店に入って、
あ、、ごめんなさい。私、ポル語、話せないの。
と言ったら、
英語をバッチリ話せる店員さんで、
店を出る時、
god bless u!!と叫んでくれた。

友達の両親がやってる、
ベビーショップに行って、
布おむつを買った。
恐ろしい値引きをしてくれ、挙げ句に
プレゼントまでしてくれた。

家に帰るのも嫌だし、
帰りは、教会へ行こう。と思いバスに乗って行った。
そして、今日という日と みんなの愛に感謝の祈りをしようと思った。

そして、行ったらやっぱり行って良かった。

マリアさんに、今日の感謝を改めて述べた。

そして、みんなとワイワイ話して楽しかった。

そして、友達のお母さんが、
あなたの家、知っておかないと、
赤ちゃん生まれた時
娘と一緒に行けないから、今日は送らせて!!
と申し出てくれた。
はーーーーー。。どこまで親切??

そういう訳で、
最後の最後まで親切にしてくれた。

そして、
とっても嫌な家だけど、
マイもさすがに昨夜から今日の朝にかけての事を
悪いと思っているのか、
すごく気を使って来た。解りやすい。

きっと、気を使ってくれるのも、一瞬の事だろうけど、
(明日になったら、いつもの知らん顔になる。絶対に。)
それでもいいや。と思った。

それでも、確かに、ここに置いてくれているのは確かだ。

いつでも、『出て行け。』と言える権利を持っているのに、
言わないでいてくれている。
面倒臭い妊婦の外人だ。と思ったら、いつでもそう言えるのに
言わないでいてくれるだけいいや。と思った。
向うも忍耐しているのだ。

マリアさんの言う通り、忍耐だ。我慢だ。

こんな事で我慢出来ないんじゃ、
子供が生まれてからも、我慢出来ない事がいっぱいあって、
きっと乗りこえられないと思う。

はじめに我慢出来なければ、
その後もずっと我慢出来ないはずだ。

だから、どん底の中の底なし沼のどん底まで我慢したらいいのだ。

母になるという事は、本当の意味で、たくましくなる事なのだろう。

nunuちゃん、
昨日はどうして早く生まれて来てくれないのか??と、
責めてごめんなさい。

一番やってはいけない事をしたのかもしれない。。。
本当にごめんなさい。

とても反省しています。

出て来たら、
いっぱいお世話して、いっぱい大事にするから許して下さい。