普段、私はしっかりお化粧していると見られがちですが、
実はメイクに関してはほとんど何も知らない。

スキンケアについても同じ。乳液と美容液はどっちを先につけるのかさえ
つい最近になって知ったほど。
疲れて帰宅後、メイクも落とさずベッドにダイブ、なんてよくある話。
目覚めたときの不快さといったら、天ぷら敷いた紙を顔にあててる感じだ。

1回メイクを落とさずに寝た場合の肌の汚染度は、
10畳の部屋を隅々まで拭いたぞうきんに等しく、元に戻すのに1ヶ月かかる
という話をかつてエステティシャンから聞いたときには驚愕し、
もう二度としないと誓ったのに意志薄弱過ぎて我ながら手におえない。

本屋で物色しててふと目にとまった「佐伯チズ メソッド 知的肌づくり」。
「今さら誰にも聞けないスキンケアとメイクの基本」というサブタイトルが
自分にぴったり。早速会社帰りのお供に購入。

佐伯チズさんの信望者は多い。
「手と指が最高の美顔器」
という彼女は大手化粧品メーカーで長年勤務していたにも関わらず、
高い化粧品や新製品のコピーに踊らされるな、と断言し、
自宅で誰でも気軽にできるスキンケアを教えてくれる。

「毛ヌキはたるみのもと」
「スプレー式の化粧水は乾燥を加速させる」
「ダブルファンデーションは大間違い」

し、知りませんでした・・・。

「出かける2~3時間前には起床してスキンケアしながら身支度する」
チズ先生は60代半ばとは思えない若々しさ。
すごいと言われる人は、きっとすごいことをしているという意識はなくて、
当たり前のことをコツコツ人知れず努力した結果の賜物なのですよね。

目に見えてからでは遅く、オモテにあらわれる前に備えるのが大事
と頭ではわかっているのですけどね…。


CCつれづれ日記

チズさんによるカンタン顔点検。 手鏡を持ち、
①真上を見る→5年前の自分
②正面を見る→現在の自分
③真下を見る→5年後の自分

③、食事のときに噛まないほうのたるみがすごい。