巡り巡って
多くの人の命をも助けられる知性を
叡智というのだろう…
そのまばゆい限りの叡智を備え
日々全力で自分以外のために
力を尽くしている
心からの尊敬と信頼と慕う存在…

たくさんの人に
生きることそのものが
価値があることなのだと
生きとし生ける全ての人が
素晴らしい宝物なのだと…
そのひと粒ひとつ粒の星に
勇気と希望と永遠の輝きを…
自らの光を差し出し
照らしてくれる情熱…

その生き方を遥か遠くから見つめ
数えきれない学びとエネルギーが
私を激しく包み込む…

足下にも及ばない思考…
到底手の届かない憧れの距離感…
当たり前の寂しさに
胸に手を当て心をなだめる…

己も見習い
できることは何か…
力を蓄えなければと
がむしゃらに学びを行動を前進をと…
しかし
空回りする不器用な長い年月…
せめて
この想いに恥じることのないよう
人としての誠実な生き方を
日々の一歩の努力をと
真摯に掲げる一方で
どうしようもない
自分の弱さを思い知り…
感情が上下する…

誰にも気付かれず
心の奥深くに脈打つ空洞に

行き場のないさみしさと虚しさが
突然襲いかかる…

こらえるということも
声をあげて泣くことも 
プライドを持つことも
孤独の中に凛と前を見つめ
自分を生きるということも
そして
自分以外の誰かの
心からの無事を祈ることも…

本当の意味の愛を教えてくれました

もしも
春風になれたなら…
夏の日差しになれたなら…
秋の風に舞う木の葉になれたなら…
冬の粉雪になれたなら…

一年中
貴方のもとへ…
舞い降りていけるのに…