繰り返される毎日
様々な人との関わりをとおして
垣間見る多様な人生の一片…

色とりどりに光輝く魂…
懸命に今を生きる

喜び  悲しみ  冷静と驚き…
感情の振り幅を共有する日常

それでも
本物の真実は…
目に見えない
心の奥深くに隠されているような…
そして時折見え隠れする
そんな居場所を好んでいるのではと
考え思う…

ときに諦めざるを得なかった訴え 
ときに我慢するしかなかった苦しみ
限りなく透明な感情…
それが
どんなにひと握りの点在であっても
その繊細な感覚に焦点を当て
 
己のちっぽけな力に油を注ぎ
がむしゃらに向き合いたいと
そんな人間がいてもいいと…

しかし…
枠の中の巨大で圧倒的な
数に価値観を見る固体とは
得てして相容れない向こう側
重く激しい雨が覆い被さり
暗闇の森の中を真実だけを探し求め
必死に歩いた短くない月日…

それでも
歩みを止めなかったのは
霧の中から発信されている誠の思い…
切実な叫びに耳を傾けたいとの衝動
根拠のないと言ってしまえば…
そう…
良くも悪くも自身の核にある
信念…