私が高校3年生の時に、お子さんが不登校

になっているお母さんから自宅に電話が

ありました。


私や母とは全く面識のない方で、人づてに

中学不登校だった私が高校に進学している

と聞いて、失礼は承知の上でお話が聞きたい

とのことでした。


私は、そのお母さんが母に何をお話しされた

かはわかりません。


ですが、母が


命さえあれば何も必要ない。




と電話口で自信満々にアドバイスしたことに

すごくすごく違和感を感じました。




命さえあればいい



というのは間違ってはいないです。

そういう方もいらっしゃると思います。




でも、私は1年近く1人で部屋に

こもっていました。




誰とも話さず、誰とも会わず、

誰にも必要とされてなく、

誰の役に立つこともない。


家族に迷惑をかけて、

それでも食べたり、寝たり

しなくてはならない。


居場所は、

小さな部屋のベッドの上だけ。




孤独と将来への不安と焦り

と嫉妬しかない毎日でした。




それが生きているって言えるのか

私にはわかりません。



そんな辛いことを子供にさせたいだなんて

思いません。




不登校になってもいいと思います。

学校に行かなくてもいいと思います。




だけど、


外の世界に必ず子供の

居場所を

作ってあげてください。




ほとんどのことが無駄になります。


探して見つけてきても、子供は行かない

と言うかもしれません。


気に入らないと言うかもしれません。


お金や時間が奪われてましまいます。



でも、でも、諦めないで

探して、見つけて、子供と一緒に

挑戦してください。


情報や知識を増やし続けてください。


たったひとつのことが

希望に繋がるかも

しれません。



子供は何も言わないけど、

お父さんやお母さんがしてくれたことを

見ているし聞いています。



放っておいたり、無視したり、

いつか自分でなんとかするだろうと

諦めるのはやめてほしいのです。



生きていて欲しいと思うなら、

生かせる努力を子供と一緒に

してほしいと思います。




そう母に言えたらいいんですが、

言えそうもありません…


こちらで書かせていただきました。


読んでくださりありがとうございました。