先日、発達障害のお子さんと定型児のお子さん、


つまりきょうだい児をお持ちのお母さんが、


きょうだい児の方の話を聞くと



とても

責められているような気持ち



になると仰っていました。







私は、自分の母を罵倒したいという衝動にかられます。

ブログにも書きました。






あくまでも、自分の母にです。



実際は、母には何も言ったことはありません。





私がブログにきょうだい児に

ついて書くのは


やはり、知ってほしいと思うからです。






後日に詳しく書く予定ですが、


兄は20歳の時に



精神病を発症しました。



その時から22年間、ずっとずっと入退院を繰り返しています。



現在の兄は、ストレスで毛が抜け落ち、ドス黒い顔をして、痩せ細り、目だけギョロギョロさせています。


体調が悪い時は起き上がることもできません。


体調がいい時は、少し会話できたりしますが、


基本的には独り言を言っています。



その独り言をよく聞くと、

兄は一人二役しています。



兄を徹底的に罵倒し存在を否定する側とそれに反論する側です。


怒鳴っているように聞こえますが、兄の内面の戦いなんだと思います。




兄を見るたびに、

なぜ、こんなにも兄が苦しまなければならなかったんだろう。




と胸がえぐられます。



涙が出るのを止められません。



離れて暮らしていても、ふと思い出して、涙が出ます。





色々な要因があるとは思いますが、

そのひとつが

両親の


無知


だと思います。




40年前だと、知的障害や発達障害や自閉症についての情報はあまりなかったんだと思います。


でも今に至るまで、たくさんの知識や情報が出てきたのではないかと思うのです。



両親は、それを知ろうとしなかった。




無知は罪だと思います。






兄が苦しみ続ける限り、


きょうだい児の私と妹も


苦しみから逃れることはありません。




今は、知的障害や発達障害や自閉症についての知識は以前より広まったのではないかと思います。



それと同時に、その横にいるきょうだい時についても広まればいいと思っています。



そうして、救われる人が1人でもいてくださったら…と思います。




読んでくださりありがとうございました。