綺麗事かもしれないけれど | 夢の扉をひらく鍵

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小説家志望者(私)のなんてことない日々を心のままに綴った日記です。


今日は昨日の大雨と打って変わって雲ひとつない晴天!凄く嬉しいけれど、いきなりの真夏のような暑さに心も身体もビックリ仰天です驚き


書店に用事があり、欲しい物をゲットしてお手洗いに行くと、電動車椅子が大きめの個室の前に置いてありました。
わりかし狭いトイレ内で、もうひとつの個室も塞いでいる感じでしたが、特に急いでいなかったので待っていました。
すると、ご高齢の方が出てくるなり私を見て『すみません!』と謝ったのです。
そ、そんな!全くもって迷惑じゃないので謝らないでください!
私は咄嗟に「とんでもないです!」なんてとんちんかんなことを言ってしまいましたが、
「全然大丈夫ですよ!」とか「気にしないでくださいね!」とか笑顔で伝えられたら良かったのに。

私がその方だったら、やっぱり謝ってしまうのかもしれない。でも、でも、悪いことなんかしていないのに。ただ、トイレに入っていただけなんだから。それも、大きな個室がないと大変だろうなとか、時間も掛かったりして、空いていない時とかも不便だろうなとか。色々考えました。

普段、自分が有難いことに元気で過ごせているから、そういったことに全く気づかなくて恥ずかしくなりました。

母が病気になった時、車椅子移動が凄く大変なことを知りました。テレビなどで放送されたり勉強する機会があっても、やはり自分が関わらないと本当の意味で実感はできません。
エレベーターが行きたい場所の近くになく、移動がかなり遠回りになったり。ここに書ききれないほど沢山過ごしづらい点があると思います。

全てを改善するのは難しいことも理解しているつもりです。

綺麗事かもしれないけれど
「すみません」と思わないですむような、生きやすい世の中になってほしいです。簡単なことではないけれど。簡単なら、もうとっくにそうなっているはずだから…。
今度は何かお手伝いできることがあったらお手伝いしたいし、もっと軽やかに笑顔で接することのできるように。

考える機会をくださってありがとうございました。


そんな今日は、書店で買ったananを読み、下半期をどう過ごすか思案中です!(もう下半期だなんて驚き)