余裕がない状態では、
大切なものを失っていることに気付かない。





ひろゆき(著)『1%の努力』

ひろゆきさんの本は読んだことがなかったので興味を持ち、購入。


“1%の努力”


本書のタイトルであるこの言葉を目にした時、真っ先に脳裏によぎったのは、こんな感想だ。

「努力、ちょっと少なくない?」

おそらくこの時の私は、「1%の努力」という言葉を誤って解釈していた。

それは、100%を最大量とした時のたった1%、米粒ぐらいの努力のことを指しているのではない。

読み進めていく内に、そのことに気が付いた。

どうやらこれは、「努力すれば必ず夢は叶う」と教えられて育ち、その教えを信じて疑わなかった大多数の人たちの努力。

すなわち100人中99人が同じようにするであろう「99%の努力」から脱却し、100人のうち1人にしかできない、あなたにしかできない努力。

という意味の「1%の努力」ではないかと、今になって思う。

「頑張ればなんとかなる」と思考停止し、その結果チャンスを逃す人達に向けて、そうではない生き方をした著者が送る、愛あるメッセージが詰まった一冊だった。


余裕がない状態では、大切なものを失っていることに気付かない。

ちょうど試験期間には見つからなかった消しゴムが、まったく関係ないときに限って見つかるように

余裕を持てた時にこそ、転がっているものに目を向けることができ、それが成果に繋がることがある。

そんなことを考えさせられた一冊だった。



さてさて…

読み終わった本は、今宵も本棚へ…