11時30分 中国電力へ代表6人で申し入れ書を提出


 埋め立てと陸域工事の中止を求めた申し入れ書を提出するも、中国電力側は早期に工事を進めたいとの意向を示した。そのため、申し入れを聞き入れてもらえないということで、72時間のハンガーストライキに入ることになりました。


12時 中国電力前で「ハンガーストライキ宣言書」読み上げ


 中国電力の前に60人の参加者がかけつけました。その後、様々な方がリレートークをしたり、4組のミュージシャンによる楽しい音楽会も開きました。また、ハンガーストライキ宣言文の読み上げ後に、手書きの美しい横断幕を掲げて、中国電力の正面玄関前の公道に座り込みました。このハンストの座り込みの参加者には、広島県はもちろんのこと、山口県、兵庫県、岐阜県、大分県、愛知県など様々なところからの参加者がありました。山口県の原発予定地の目の前にある祝島からも参加があり、とてもすばらしい座り込みになりました。参加者らで、私たちの想いをこめたチラシや署名活動なども行いました。通行人の中には、受け取りを拒否する人や、話を聞いてくれる人、「がんばって」と声をかけてくれる人など様々でした。また、カイロの差し入れを持ってきてくださった方もいました。


18時30分 中国電力周辺をキャンドルウォーク


 警察の方の付き添いのもと、ロウソクに火をともして中国電力前をウォークしました。40人ほどが参加しました。様々な色のロウソクを両手に持ってゆっくりと歌を歌いながらのウォークはとても楽しかったです。


21時 公道前での宿泊撤去のお願い


 24時間張り付いてのハンスト座り込みを計画しており、公道歩行部分にテントを設置するも、警察の担当者がすぐに駆けつけて、撤去のお願いをされました。仕方がないので、宿泊組9人と犬2匹は広島市内の仲間のところへ宿泊させていただくことになりました。テントを片付け終えた頃に、温かいビワ茶を沸かして水筒に入れて持ってきてくださった方があり、残っていた数人でビワ茶で乾杯しました。警察からのお願いにより、張り付いてのハンストはできなくなりましたが、ハンガーストライキ自体は、72時間続けます。また、明日朝7時から中国電力前での座り込みを再開します。


 今日一日。朝からいろいろな人に出会うことができて、とてもうれしかったです。原発予定地で意思表示を続けている若い仲間たちも駆けつけてくれ、遠方からの参加もありました。今日の12時からの昼食から食事を抜いているのですが、まだ、先が長いので体力を温存していかなくてはなりません。ちなみに、水分補給はしています。水とアミノ酸入りスポーツドリンクとお茶です。ハンストにはお医者さんもサポートしてくださっていてとても心強いです。今日は疲れて眠いので、僕もこれを書いたらすぐに休みます。そして、明日も一日頑張りたいと思います。全国で応援してくださっている人たちからメールが届きとても心強く思っています。何人もから、同時間でのハンストを行うとのメールも寄せられました。本当にありがとうございます。少しでも多くの人が、原発建設予定地田ノ浦の自然や、この問題について想いを馳せていただけたらと思います。まだ、14日の正午までありますので、是非呼びかけの協力をよろしくお願いします。また、お気軽に声をかけてください。