他のハウスメーカーとの話し合いの機会も無いままに

ハウスメーカーNの営業担当さんとの話が進んでいく。

調べれば調べるほど
それが大手メーカーのやり方だと知る。


「相手の術中にハマらないように気をつけよう」と思っているのだが、話をすると次の話し合いのスケジュールが組まれていく。


私達は気付いた。

営業担当さんの事、嫌いじゃないな...と。

見た目とかではない。

営業担当でありながら口下手。
(おそらく人見知りするタイプ)

お金が無いと繰り返し伝えていたし

後から追加料金がかかって
かなり金額が上乗せされたという他の人からの話も聞いていたので
それだけは止めてくれとも伝えていた。

彼は言った。
「私も昔はいくらでも安く買ってもらおうと思っていました」

「でも、それが買主さんの為になっていないと気付いたんです」

「安く建てた家は、メンテナンス費用もかなりかかりますし、光熱費も高いです。」

「今となっては申し訳ない事をしたと思っています。」

「多少高くても後から大変にならないように提案したいんです」と。

そして、
「追加料金もなるべくかからないように、概算見積もりは高く設定しています。多く見積もっていたほうが、後から減らすことができるので。」と。


何度目かの話し合いの後
夫婦で話し合って決めた。


「彼にお願いしようか。」


ハウスメーカーで決めたというより
営業担当者の人柄で決めた。

初めから話していた大手ハウスメーカーN。

地元工務店に話すことも
他の大手メーカーに話すこともなく
決めた。

そんな人はほとんどいないかもしれない。
でも私達は決めた。