大学入学時
勉強を頑張った甲斐あって、名の知られた割と良い大学に入学。
都心にあるがゆえ、当時流行りのピークであったエビちゃんファッションに身を包みサマンサタバサのバッグを持ち颯爽と歩くキラキラ女子がゴロゴロ生息する中、当然私は全く目立たないモブでした。
サマンサタバサ買うお金なんてないよ!
バイト
大学生らしく、居酒屋でバイトを開始。
結論からいうと、接客業のバイトは自分を大きく変えるきっかけとなりました。
変化1
食べる暇なくバタバタと動き回ることで大幅に減量。
少しずつ体重が減ることが面白く、ダイエットメニューを取り入れることで大学2年生になる頃には40キロ台にまで落ちました。バイトのおかげでマジで痩せた。
変化2
先輩社員に「笑顔が堅い」を言われたことで気づきを得、いかにうまく笑顔で接客するか意識するように。引っ込み思案で緊張しいだったのが、フレンドリーに人と関わる術を身に着けていきます。
幼少期は母と離れるのが怖くてずっと泣いている子供だったのに、お客さんと気軽にチャットできるくらいには成長したよ。人間って変われるんだということを学ぶ。
大学中盤
キラキラ女子がゴロゴロいるおかげでつられて少しづつ垢が抜けていきます。
痩せたおかげか、奇跡的に初彼氏もできます。
ただこうなると大学生活が楽しく、授業は最低限の出席日数、遊ぶのが楽しくなっちゃって勉強に身が入らなくなってきます。
高校時はガリ勉頑張れる人間だったのに、悪いほうにも人間どんどん変われるということを実感。
英語をしゃべれるようになるという目標はずっと持っていたため、理想と現実のあまりのギャップに「このままではいけない…」と頭の片隅でずっと焦りを感じていました。
彼氏ができたのに、自分は2番目だということが判明。
自分程度の何も持たない人間では一番になれない存在ということを再確認。
浮気相手なんてやってられねーわ!!
失恋したし、悔しいし、そのマイナスのパワーをプラスに変えるべく、ずっとくすぶっていた「留学する」ということを大学3年生で決意。
2番目という立場で甘んじるのではなく、留学を決断したのは英断だった。
無駄な時間を過ごさずに人生を変える経験となります。