「結婚は人生の墓場」
「亭主元気で留守が良い」
昨今なにかとネガティブなイメージを持たれることが多い結婚ですが、私は結婚生活が毎日楽しくて、本当に結婚して良かったなと思います。
今回は「国際結婚だからこそ良かったこと・国際結婚のメリット」を10個をお届けしようと思います。
外国語が身につく
ごめんなさい当たり前のことから書きます。我が家は英語と日本語の両方でコミュニケーションをとるため、結婚してから語学力が明らかにUPしました。毎日毎日嫌でも英語が耳に入ってくるので、特になにもしなくても自然と英語を覚えることができます。「自分専属の英語の先生が一番身近にいる」環境は最高と言えるでしょう。
異文化に日常的に触れられる
家で異文化を学べる日常は刺激的で楽しいです。ポップコーンを食べながら映画を観る楽しみを覚えたし、外国人の友人とホームパーティを開くのも楽しみの一つ。毎日が留学生活のようであり、互いのルーツを尊重する心などたくさんのことを学ぶことができます。お互いの国の文化の違いについてディベートするのは我が家の日常で、違いを受け入れる寛大な心や柔軟性も身に付きました。
友達が増える
これは外国人・日本人ともにいえるのですが、友達が増えました。夫の友達を交えて遊びに行ったりホームパーティすることも多いですが、何回か顔を合わせているうちに、夫なしでも遊ぶ仲になっていたりします。また国際結婚に興味があり話を聞きたい人が多いようで、話しかけてもらえる機会が圧倒的に増え日本人の友達も増えました。
義実家が遠い
義実家・義両親が遠いことは、妻の立場からすると圧倒的に良い。義両親はとても良い人ですが、やはり自分の血縁ではないため気を遣う存在です。日本だとイベント時にはお祝いどうしよう?と考えなくてはいけませんが、義両親がアメリカにいるのでその必要がありません。ネットでよくみる「義母の過干渉」も当然ありませんし、そもそも時差があるため電話すら少ない。手伝いが必要な際は私の親が来るので本当に気を遣わず楽です。
別姓OK
国際結婚カップルは、夫婦別姓が許されています。結婚の際に夫の苗字に変えるか迷いましたが、我が家は日本で生活をすることを決めていたため、私の日本の苗字を残すことにしました。子供たちも私の苗字を使用しています。名義変更など面倒な手続きが必要なかったのは良かったですね。
愛情表現が多い
もちろん人によるとは思いますが、私の夫は愛情表現をたっぷりしてくれます。毎日毎日うるさいくらい褒めてくれますし、すっぴんでヨレヨレの部屋着で過ごしていても問題なし。基本自己評価がすこぶる低い私ですが、そんな夫のおかげで間違いなく自己肯定感は上がっていると思います。どんな時でも仕事より家族を優先し大事にしてくれるありがたさも教えてくれました。
体型が気にならない
私は昔かなりドスコイだったので、その名残のお肉や肉割れの跡が残っています。今でもなるべく露出は避ける服や体型がごまかせる服を好んで着ますが、夫の前では全く気になりません。彼はアメリカ出身でもっとビッグな人を見慣れているため、私なんて彼からすれば全然細いらしい。お互いのお腹のぜい肉をつまんで笑い合い、「一緒に太って年取っていこうね」と言っています。
人に覚えてもらいやすい
結婚する前は「大勢の中の一人」「特別なことは何もないモブ」の人生を送っていた私ですが、国際結婚してからは明らかに回りの目が変わりました。夫や子供と一緒にいると目立つため良くも悪くもかなり注目されます。子供が幼稚園を転園した際は「ハーフが来た!」とざわざわしたそうで、親子共々いっぱい話しかけてもらいすぐに馴染めました。学校でも先生にすぐに覚えてもらえます。
子供の教育の幅が広がる
2つの言語が取得できることに加え、海外に家族がいるのは特別だと思います。留学させたい時は夫の家族の元に行けますし、2つのルールを持つことで自然と国際感覚が養えます。「日本では普通のことでもアメリカではそうとも限らない」ことなど教えることで、子供が柔軟で視野の広い考え方ができるようになると感じています。マルチリンガルになることも圧倒的に簡単でしょう。
故郷が増える
夫の国が自分の第二の故郷になります。私は学生時代にアメリカ留学していたため元々アメリカに思い入れがありますが、夫と結婚し何度も訪れることで、ますます愛着が湧きました。「あーアメリカに帰りたい」と思うこともしばしば。万が一今住んでいる場所に住めなくなることがあったとしても「アメリカがある」とポジティブに捉えることができます。将来子供が日本かアメリカどちらか好きな国を選択して住むことができるのも素晴らしい環境です。
以上、あくまで主観ですが、私の考える国際結婚の良いところはこんな感じです!
メリットを書いたからにいはデメリット。。
次回は国際結婚のデメリットを書いてみようと思います。
ではでは。