「これは、行かないといけない」
8月15日。
終戦記念日のこの日、
私は淡路島・洲本市にある
国瑞彦護国神社にいました。
そこで行われたのは、
「英霊感謝と新地球への祈り」
という神事でした。
けれど実は私、
この神事について、
ほとんど何も知らずに参加したのです。
前日になって、
ひょんなことからお誘いをいただきました。
どんな方が主催されているのか。
どんな方々が集まるのか。
具体的に何が行われるのか。
ほとんど何も知りませんでした。
それなのに、
「これは、行かないといけない」
なぜか、それだけは
強く感じたのです。
◾️神社へ向かう途中の空に現れたもの
神社へ向かう途中。
空には、
不思議な光景が広がっていました。
逆さ虹。
そして、まるで大きな龍が空を泳いでいるように見える雲。
もちろん、
虹は自然現象ですし、雲は雲です。
それを何かの「お告げ」だと
言いたいわけではありません。
でも、
「今日はいったい、
どんな一日になるのだろう」
なぜか胸の奥が
少しざわざわしていました。

そこは、かつて毎日のように通った場所だった
そして、
国瑞彦護国神社に到着しました。
実は淡路島の洲本は、
私にとって初めて訪れる場所ではありません。
以前、仕事の関係で単身赴任し、
2年ほど暮らしていた場所なのです。
しかも、この神社は、
当時住んでいた家から
職場へ向かう途中にある神社でした。
毎日のように通っていた、
見慣れた場所。
その場所に何年もの時を経て、
終戦記念日の8月15日、
「英霊感謝と新地球への祈り」という神事に
参加するために戻ってくることになるとは。
前日まで、
私はそんなことになるとは
夢にも思っていませんでした。
人生というものは、
本当に不思議です。
昔の自分が毎日のように通っていた場所に、
まったく違う人生を歩いてきた今の自分が、
まったく違う意味を持って、
もう一度立っている。
それだけでも私は、
「何かのご縁なのだろうか」
と思わずにはいられませんでした。
神社を包んでいた、静かで澄んだ空気
正直なところ、
私はもっと小さな、
簡単な集まりを想像していました。
実際、参加者は
決して多くありませんでした。
ところが神事が始まると、
私が想像していたものとは
まったく違いました。
境内に響く太鼓。
ハープの音。
歌。
そして祈り。
どれも静かで、
厳かでした。
主催されている方も、
参加されている方々も、
何かを誇示するわけでもなく、
大きなことを声高に語るわけでもない。
ただ静かに、
それぞれが自分の役割を果たしている。
空気が澄んでいる。
そんな表現が
いちばん近いかもしれません。
私は、
その場所そのものが、
何か特別な空気を纏っている。
そんなふうに感じていました。

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