私の家族構成は父、母、兄、私の四人家族です。

私の父は傍から見たらすごく家族思いのとてもいい父親です。

けれど家では亭主関白です。

父親は自分では亭主関白とは思っていないようですが、亭主関白です。

父親は家の中では、自分が一番偉いと思っています。

確かに外に出てお金を稼ぎに行ってくれているのは感謝しています。

そのおかげで私は学校に通えています。

感謝しています。

けれどそのことを盾に文句を言われたり、「ああしろ」「こうしろ」というのは違うと思います。

母だって毎日家事をしてくれています。

うちの母は家事をすることは苦手で好きではないので最低限しかしません。

それでもしてくれるだけでありがたいと思います。

母が一度、足の怪我をして家事をすることが困難になった時がありました。

その時は母以外の私、兄、父の三人で家事を分担することになりました。

父は仕事をしているので、少しでも家事の割合を無くすために、主に私と兄で家事を分担していました。

洗濯物を回すのは兄、干すのと、取り込むのは私。

母が入院したときはご飯は私が作っていました。

洗い物はジャンケンで私が一日、兄が一日、父が負けて二日。

そのように分担していました。

掃除機をかけるのは私と父で分担していました。

私は母が怪我をして、家事をしたときに家事の大変さに改めて気づき知りました。

父は家事を分担させたものもしませんでした。

掃除機も父の担当だった日はしませんでした。

父は母が動けるときには掃除機をかけろと口うるさく言うのに、いざ自分が担当になると面倒でかけませんでした。

そのことを父に言うと逆ギレします。

父は人のことは厳しく言うのに、いざ自分のことを言われると怒ってしまいます。

だからも言えません。

母が父に文句を言うと、父は「お前は出来てないことが多いのに、自分のことを棚に上げて俺に文句を言うな」と怒ります。

けれど父も出来ていないことがあるのに、母だけ悪いように言われてしまいます。

父はカッとなるとすぐに離婚というワードを出します。

母には持っている資格もないし、定職についているわけでもありません。

だから母は簡単に離婚をすることができません。

まだ私も兄も学生なので教育費も必要です。

だから母は離婚できないのです。

早く私が就職をして母を養えたらいいのですが、まだかかりそうです。

私はこの家に生まれて結婚というものに未来を感じなくなりました。

喧嘩ばかりの毎日に何が楽しいのでしょうか。

こんな家庭を作りたくないし、過ごしたくもないです。

結婚というものは悪いものだと思ってしまいました。

父と母はどうして結婚をしたのでしょうか。

他の家庭で育っていたら、結婚が夢あるものだったのでしょうか。

家での居場所がありません。

早く家を出たいです。