馬頭星雲&燃える木星雲(オリオン座) 2021.2.11(&2019.12.29) | real mind

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思いつくまま、気の向くままに書き綴っていきます。

毎年必ず撮影してる

オリオン座の馬頭星雲、

そして燃える木星雲

 

年を追うごとに

より美しく仕上げるコツ、

みたいのが

少しずつだけど

身に着いているような、

いないような

 

毎シーズン

膨大な撮影枚数を稼いでるので、

遂に今回は2019年の12月29日に撮影した分と

今年の2月11日に撮影した分の

データを集約して編集してみました

 

偶然にもどちらも撮影枚数は64枚ずつでした

 

ではさっそく

 

オリオン座の

馬頭星雲

燃える木星雲

 

 

PENTAX K-70

DA☆300mmレンズを使用

赤道儀はスカイメモRS

 

リアルレゾリューションシステムを利用して

ISO 12800

f/5.0

シャッター開放30秒

(RSS利用の為、実質120秒)

で撮影した計128枚、

総撮影時間は

4時間16分(!)ということになりますな

 

アルニタクの対角線上に

フィルターの影響なのか

レンズの特性なのか

どうしてもゴーストが発生するので、

そのゴースト部分をトリミングで省くために

極力アルニタクを端に寄せた

アングルで撮影せざるを得ません

 

ちなみに、今年撮影した64枚だけで

スタックした画像はコチラ

 

 

差がよくわからんって声が

聞こえて来そう 汗

 

なので、さらにトリミングして

拡大してみましょう

(拡大すると星像が伸びてるのがわかるんで

ちょっと恥ずかしいんですが)

 

128枚

 

64枚

 

やっぱりよくわからんかもですが、

128枚のほうが

燃える木星雲(黄色いほうの星雲です)の

より細かいディテールが

クッキリと浮かび上がってるのと、

馬頭星雲の赤みの濃淡が

若干クッキリしてるかもです

 

 

去年のデータと今年のデータを使ったので

アングルが少しずれてた関係もあって

アルニタクは光芒がまるで

雲丹や栗のような

イガイガの状態になっちゃってますね

 

ただ、個人的には

光芒はあったほうが綺麗だと思ってるので、

かえって気に入ってます

 

 

ちなみに、昨シーズンのみので

編集して公開してたのは

こんな感じでした

 

 

鮮やかだけど、、、

 

ちょっと頑張り過ぎちゃってる

感じですかね~

 

見てて目がチカチカする 汗

 

 

カメラのイメージセンサー改造なし、

星雲強調フィルターも使用せず

 

それでここまで赤い星雲が写れば、

まぁ、上出来じゃないでしょうかね~?

(自分で言っちゃってるよ)

 

上位機種ではない

エントリーモデルだし、

ペンタックスのカメラ、

なかなかやるじゃんって

感じなんだけどなぁ

 

もうこのK-70もだいぶ使い込んで

古くなって来たので

そろそろ買い換えたいという気もするけど

もうちょっとこのカメラの可能性を

追及してみようかなぁ

 

 

 

そうそう!

最後に

 

この2月11日に撮影した後、

防湿庫にカメラやレンズを

片付けようとした時に、

DA☆300mmレンズ内部に

白いモヤモヤを発見

 

嫌な予感がしながら

札幌カメラ修理センターに相談したところ、

やっぱりカビでした Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

 

防湿庫にちゃんとしまって

湿度も40%以下に保ってるのに

 

ショックもいいとこ

 

結局メーカー修理となり、

料金がなんと

23,100円!!!

 

はぁ、、、

 

なんで今年はこんなに

お金が飛んで行くんだ