スカイメモRSとリアルレゾリューションシステムでオリオン大星雲を試し撮り | real mind

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思いつくまま、気の向くままに書き綴っていきます。

長ったらしいタイトルですみません

 

前回の記事で

遂に赤道儀購入を白状したわけですが

(実は購入したのは昨年末だったり 爆)

 

その買ってしまったケンコーの

スカイメモRS 60th-Ltd.セット

 

先週の土曜日(2月2日)、

遂に試運転

 

近場で済ませたかったので

安平町の瑞穂ダムにて

 

ただ、この瑞穂ダム、

昨年の震災の震源地に

かなり近い場所でして

 

震災直後の状態の航空写真が

おそらくググれば出てくると思いますが、

かなり悲惨な状況が見て取れます

 

このダムより先の道路は

未だに通行止めです

 

こういうところで撮影するのは

まだちょっと不謹慎だったかなぁ

 

 

まぁ、とにもかくにも

到着した時は快晴でありまして

 

早速初体験の

極軸合わせなるものにチャレンジですよ

 

簡単に言えば、

極軸合わせ用の望遠鏡内スケールに

表示されている指定箇所に

3つの星を合わせる作業なのでありますが

 

なにせ初めての事なので

肉眼では北極星はすぐにわかるのですが、

望遠鏡越しだとどれがどれだかわからない

 

結局30分くらい格闘してたかなぁ

 

なんだかんだでどうやら

合わせることが出来たっぽかったので

早速天体を撮影しよう!と意気込んだら

 

あれよあれよと曇り始めました(苦笑)

 

そんな中、慌てて撮影した

オリオン大星雲(M42)です

 

 

なんと5枚しか撮影出来なかったので、

コンポジットしてもかなり粗い感じです(涙)

 

でも!

遂にこれも初体験の

リアルレゾリューションシステム

 

Lightroomで青みを強調したとは言え

(そのせいで盛大な青ハロ発生してますが)、

随分と細かいディテール、

鮮やかな色味が出てるような気がします

 

カメラはペンタックスK-70

DA☆300mmレンズ使用

300mm(フルサイズ換算460mm)で撮影

でも、かなりトリミングしてます

 

ISOは12800

f値は一段絞って5.6にしてみました

シャッター開放は30秒に設定

 

ただし!

リアルレゾリューションシステムは

1回の撮影につき4枚の画像を合成するので

実際のところは1回の撮影につき

30秒×4枚、つまりは

120秒間撮影してたことになります

 

120秒!

俺にとっちゃ未知の領域でした

 

拡大すれば星は若干流れちゃってるんですが、

120秒の開放でここまで

星の点像を保ててたってことは、、、

 

初めての極軸合わせも

まあまあ上出来だったということに致しましょう

 

 

そして、

最後にこれだけは書きたかった

 

スカイメモRSの最大の欠点とも言われている(?)

バランスウェイトの重り部分と

微動台座のネジ部分や

脚の部分とが干渉してしまうという現象

 

ここ北海道では北緯43度前後

イコール

北極星の角度も43度前後、

つまりは微動台座も43度前後

傾くこととなります

 

すると、あら不思議

 

干渉どころか

かすりもしない~!

 

ただ!

その分思いっきりかがんで

極軸望遠鏡をのぞき込む羽目に

なるのではありますが(苦笑)

 

 

今夜もちょうど月が沈むころから

十勝地方が晴れるような

予報が出てまして

 

ただ、その十勝地方の陸別町では

本日氷点下30℃以下を記録したって

ニュースでやってましたね

 

いくら同じ北海道民でも

氷点下30℃の世界へ飛び込むのは

勇気と覚悟が要りますが、

これからちょっと

十勝方面へ足を伸ばしてみようかな