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(セ・リーグ、中日5-6DeNA、20回戦、DeNA12勝8敗、1日、ナゴヤドーム)
DeNAは1日、中日20回戦(ナゴヤドーム)に6-5で競り勝った。負けた方が最下位に転落し、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅するという崖っぷちの一戦で踏みとどまり、5位ながら3位・巨人まで7ゲーム差とした。4点のリードを追いつかれる展開に、中畑清監督(61)は不満を漏らしたが、集中打が出始めた打線の復調を喜んだ。
負ければ最下位、の危機をひとまず脱した。中畑監督の第一声は、嘆き節だった。
「負けゲームだね、ハッキリ言って。(山口)俊の情けなさ。相手をなめているとしか思えない怠慢プレー。(登録を)抹消しても、替える投手が準備できていない。お家の事情は苦しいです」
三回にはロペスの22号2ランで5-1とした。ところが山口が5回5失点。嶺井の打撃妨害や、プロ野球記録(1990年ロッテの68個)まであと6と迫る、今季チーム62個目となる暴投など“ミスのデパート”に、怒りを隠せなかった。
連発するミスをカバーしたのは、完全復活間近の打線だ。九回に5連打でケリをつけた。バルディリスの渋い決勝内野安打での1点しか奪えなかったとはいえ、8月30日の広島戦(横浜)での6連打に続く“マシンガン”に、指揮官は「最後の内野安打は奇跡じゃない? みんなの気持ちで生まれたと思うくらい。それが唯一の救い」と汗を拭った。
打線がミスを補うのは、首位ターンした前半戦のベイスタイル。特にロペスは13試合連続安打で来日後最高の131安打、62打点、同タイの22本塁打。中畑監督も「彼がいなかったらと思うと怖い」というほど、チームを支えている。
ベンチも、打てる手は尽くしている。8月は26試合中17試合で3得点以下と貧打が目立ち、指揮官は1、2番を固定できない苦境を打開すべく、担当の打撃コーチ以外からもアイデアを募った。8月28日の広島戦(横浜)で3安打した「1番・下園」は小池外野守備走塁コーチの発案。垣根を取り払い、一丸で勝利を追う。
「本当に状態は良い。最後にもうひと踏ん張りしたい」とロペスが言えば、バルディリスは「CSにいきたい」。残り21試合。首脳陣は知恵を絞る。選手は力を絞る。“マシンガン復活”が奇跡への光だ。
bySANSPO.COM