友人におすすめされた本を読んでいく。

 

 

まずは、1冊目の「植民地から建国へ」

 

アメリカ先住民の虐殺について。

 

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伝染病とならぶ先住民「清掃」の手段として…戦争を挙げることできる。・・暴力が合法的に抑制を解かれて、…ジェノサイドがもたらされた。とりわけ火器の導入によって破壊力が増し、直接、白人が先住民と戦火を交える場合でなく、先住民の部族間対立を助長することによって、先住民による先住民の「清掃」対策が遂行された。

 

帝国主義の得意技。

植民地内での内ゲバを煽って、自分たちに火の粉がふりかからずに統治するという手段。

日本であれば、右派vs左派が争って、日本政府(背後にいるアメリカ)に被害が及ばないやつ。

 

輸入品のアルコール度数の高い蒸留酒と火器(銃?)が先住民に好まれたらしい。

さらにビーバーなどの毛皮の乱獲(先住民が火器を使用して狩猟することもあった)が生じて、生態系のバランスが壊され、結果、先住民文化の破壊につながったとのこと。

 

 

余談。

 

 

アメリカがイギリスの植民地時代。

イギリス政府がアメリカに対して課した重税に印紙税があった。

印紙税。

全ての出版物、雑誌、新聞、あげくはトランプにまで1枚1枚、税金をかけたとのこと。

これで、アメリカがブチ切れ。

 

独立戦争につながったとのこと。

 

日本であれば、消費税で独立戦争が起こったようなものか?

 

明日に続く・・と思う。

 

ごきげんよう。