12月9日(日)こども食堂全国ツアーin三重


終わりました。


こういうイベントって、成功か?と聞かれると、よく分からないってなります。


基準は、例えば、

会場に対して、動員数は?

スタッフに対して、動員数は?


先月も、同桑名市で虐待防止フォーラムがあり、初めてスタッフとして参加させてもらいました。


そのときも、今回も、正直、参加者もっと来たらいいのにって思ったんですが、

どうやら、動員数だけが全てではないのでは??

お思い始めました。


むしろ、

同じ志しを持って、

それをやろうとする

スタッフが集まることに意味がある!



今回集まった数、なんと、

50人以上!


1円ももらえない、むしろ交通費とか持ち出しがかなりあるボランティアスタッフを、なぜみんなやりたがるのか。

(今回は三重県のこども食堂スタッフが広範囲でスタッフとなってくれていたので、名張等、遠くからの参加も多数でした)


ただの参加者でいるくらいなら、

スタッフとして関わった方がずっと楽しいです。


その感覚を、こども食堂をやってる人たちは知っています。

だからスタッフに手を挙げます。


スタッフのやり甲斐、

コミュニティの形成、

癖になります!!


参加者でいるなんて勿体無い!



実はこの後の懇親会にも50名以上が参加してくださいました。


おとな食堂でした。




知ってる人も知らない人も、

わいわい食べて話して、

繋がりができる。


あったかい場でした。




こどもの貧困問題に取り組んでくださっている湯浅誠さんの言葉に「1ミリでも進める」という言葉があります。


大きく一歩は無理でも、

その1ミリ動くことが、実は大切です。


誰かの1ミリになれたなら、このイベントは成功です。


「早く、全てのこども達に居場所を」と焦る気持ちはありながら、

「ほんと、こどもの問題って難しいよね」と愚痴を言い合って、慰めあって、よろけて一歩出ちゃったくらいの進み方しかできません。


それでも前へ。


三重のこども食堂、

少しずつ前へ!!