ブログ漫才

二人「どうもNON STYLEです。よろしくおねがいします」

A「おれさ最近趣味ができてん」

B「なに?なに?畳の目数えるとか?」

A「数えるか!暗すぎるやろ」

B「あ、暗すぎるで思い出したけどうちの押し入れさ」

A「話かえるな!最近できたおれの趣味の話やから」

B「まあ若い頃にあんだけ日焼けしてたらそりゃ出てくるよ」

A「しみの話ちゃうねん。趣味の話や」

B「趣味な。なんなん?」

A「公園で小説を読むこと」

B「うざ」

A「なにがやねん」

B「なんで公園で読むねん。家で読めや」

A「ええやんけ。気持ちいいやんけ。こう公園のベンチに一人で座ってやなー」(小説を読む動き)

B「うわー、腹立つわー。この状況見たらみんなこう思うで。落ちろ、鳩のフン」

A「思うか」

B「もしくは」

※Bが雨乞いを始める

A「雨乞いすな。びっちょびちょなるやろ」

※Bが木を揺らしている動き

A「おいおい次はなんや」

B「行け!杉花粉」

A「頭おかしいんか!どんだけ公園で小説読むんが嫌やねん」

B「公園で小説読むんが嫌な訳じゃないねん。おまえが公園で小説読むんが嫌やねん」

A「なんでや。ええやろ別に」

B「だってさ、おまえが公園で小説読んでるんて人生にゆとりはありながらも充実してるんです。かっこいいでしょアピールやろ」

A「ひねくれすぎや」

B「小型犬の散歩をしてる美女に話しかけてもらう待ちやろ」

A「考えすぎや」

B「カップルがイチャイチャしてるのを覗き見するためやろ」

A「するかそんなもん。いやおれが公園で小説読むくらい自由やろ」

B「おまえが家でやること外でやるんやったら、おれは外でやること家でやるで」

A「勝手にせーや」

B「わかった。じゃあおれおまえの家で犬にフンさせるで」

A「なんでやねん。それなんの得があるねん」

B「そりゃ得しかないよ。小説だけにね」

A「・・・なにもかかってへんやん。もうええわ」