台本など書く仕事が増えすぎて一旦休止しておりましたが、また時々やろうと思っております。ではおさらいから。

〇心理テスト

井上「心理テストってむっちゃ盛り上がらへん?」

石田「むっちゃ盛り上がる」

井上「ひとつオレがだしたろか?」

石田「まじで?むっちゃ嬉しいねんけど!え~、いくら払ったらいいの!?」

井上「いや金はいらんよ!」

石田「…ただ!?おまえ優しすぎるやろ!」

井上「普通やって」

石田「それが普通!?おまえは神様かっ!」

井上「どんだけ心理テスト好きやねん!」

石田「こんな喜び、姉ちゃんに子供できた時以来やで」

井上「おかしいやろ!なんで生命の誕生と遊びの誘いが並列やねん」

石田「いやほんまにありがとう!」

※石田握手を無理矢理する

井上「いや全然いいねんけど。とりあえずやろか」

石田「ちょっと待って。心理テストやる前のおれ写メとってもらっていい?」

井上「なんでやねん!」

石田「で、心理テストやったあとのおれと見比べたいねん」

井上「なんも変わってへんわ!なにターニングポイントになる感じで言ってんねん」

石田「井上、おれ5分後の自分が待ち遠しいわ」

井上「鬱陶しいなぁ!」

石田「頼む!おれに一刻も早く心理テストという名のテーマパークへといざなってくれ」

井上「…おまえ心理テストでそんだけテンションあがってたらディズニーランド行ったらえらいことなんぞ」

石田「やめてくれ!おれにとっての天竺の名を出すのは!?」

井上「天竺!?」

石田「あんな間違いなく楽しいところ、想像しただけで気を失ってしまいそうや」

井上「なんでやねん」

石田「早く心理テストを!」

井上「わかった、じゃあまずは目を閉じて」

石田「おれが目を閉じてる間にディズニーランドへいざなうつもりちゃうやろうなぁ!」

井上「せーへんわ!で、なんや?おまえの中で『いざなう』って流行ってんのか?」

石田「何故ばれた!」

井上「バレバレじゃ!ええから目を閉じろ」

石田「わかった」

※目を閉じる石田

井上「想像してください」

石田「プッ!」

※吹きだし笑う石田

井上「どうしてん?」

石田「だっておまえがMEN'S NON-NOに載ってるって思ったら」

井上「なに想像してんねん!で、載ってたとしてもむっちゃいけてるやろ!」

石田「さっ、心理テストやろ!」

井上「無視すなっ!」

石田「ええから、早く心理テストやって~やっ!」

※石田、目を閉じる

井上「わかった。いくで。あなたは今、森にいます」

石田「まじで?さっきまで舞台の上やったのに!?」

井上「実際に行った訳ちゃうで!想像の中やで」

石田「そうやんな~?焦った~。まじで森に来てるとしたら、ムヒ持ってきてないやん!とか思ってさ~」

井上「なんの心配してんねん」

石田「でっ!でっ!でっ!」

井上「むっちゃ急かすやん」

石田「でっ!」

井上「…すると森の中で総理大臣を決める選挙が行われています」

石田「え~っ!そんなんあるんっ?」

井上「いや例えばやから」

石田「動物たちが選挙してるん!?マジか、ワクワクが止まらんやんけ!」

井上「いやフィクションやから」

石田「ていうか、選挙ってことは動物って字がかけるってこと!?」

井上「そんなんどうどもいいから」

石田「それに演説とかやるってことは動物はみんな共通の言語があるってこと!?」

井上「だから聞いて」

石田「ていうか、おれに森の選挙権はあるんか!?」

井上「黙ってきけやーっ!!」

石田「ごめん、おれ今舞い上がるという状況に陥ってて」

井上「舞い上がっててでいいやろ。まわりくどいねん。腹立つのーっ!」

石田「怒られて尚、テンション高い自分がおる!」

井上「めんどくさいなぁ!とりあえず聞け、投票の結果選ばれたのはどんな動物でしょうか?A一番長生きをしているキツネの長老」

石田「おい!それどれくらい生きてるねん!おい何歳やねん。足腰はしっかりしてるんか?」

井上「B一番力が強いけど優しいクマ」

石田「おい、どれくらい強くねん。で、優しさはバファリンの何倍やねん」

井上「Cなんにでも化けることができるタヌキ」

石田「地球にもばけれるんか?そんなに大きくもなれたとしたら話は変わってくるぞ!」

井上「D町に偵察に出たりして物知りなサル」

石田「町で人間にいたずらはしてへんやろうなぁ!」

井上「うるさいなぁっ!黙って聞かれへんのかっ!」

石田「だって個性豊かなキャラクターばっかり出すから。盛りに盛り上がっちゃって。あ、今のはダジャレじゃないよ。森の総選挙やから森に盛り上がったわけではないから」

井上「おもんないねん!もうAからDさっさと選べ」

石田「おい待ってくれ。さすがにこれに答えるのには1年を要すやろ」

井上「一瞬で答えるもんじゃ!さっさと言え」

石田「くそー、わかった。こうなったら」

井上「どれにする?」

石田「テレフォンで」

井上「自分で決めろ!」

石田「だって無理やもん」

井上「もうええ、じゃあおれが勝手に決める。おまえBな」

石田「おいちょっと待って。おれの深層心理を勝手にオートフォーカスすんなや~」

井上「意味がわからんわ!これでなにがわかるかといいますと、リーダーになりたいという願望がどれくらいあるかです」

石田「すなわち?」

井上「全部説明したわ。え~とBを選んだあなたは」

石田「ちょっと待って!早いって。心の準備できてないって。このままやったら心のアキレス腱切れてしまうって」

井上「何を言うてんねん!」

石田「頼む。結果はファックスで送ってくれ」

井上「なんでやねん」

石田「あ、ファクシミリで送ってくれ」

井上「言い方の問題ちゃうねん。言うぞ」

石田「やばい!初めての面接が1バクバクやとしたら今100バクバクやぞ」

井上「Bを選んだあなたは」

石田「え~なになになに!?」

井上「あなたはリーダーになりたいと強く思っています。そしてリーダーの座は実力で勝ち取るものだと思っています」

石田「あっそ」

井上「最後興味ないんか~いっ!もうええわ」

               END

※この心理テストはマダム・シンリィさんの心理テストをつかわさせていただきました。この心理テストが気になったかたはシンリィさんのサイトへ。

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