読んだ小説がたまってるんですよ~。

いつも書こう書こうって思うんですがなかなか書けなくて。少数かもしれませんがこの本紹介を楽しみにしてくれてる人もいるみたいなんで久々にやらしていただきます。

それでは1つ目~!

伊坂幸太郎さんの作品『死神の精度』でございます。

これは映画にもなったんで知っている方も多いと思います。僕がこれを読んだのは3ヶ月前くらいですかねぇ。まあ簡単に言うと死神の話なんですが、相変わらず伊坂幸太郎さんのキャラクター設定のおもしろさにしてやられます。

死神の監査部で「死」に選ばれた人の調査を行うため人間の姿になり一週間その人と接触し、「死」を実行するのに適しているかどうかを判断し報告するのが死神の仕事だ。そのくせ死神は全員人間の死など全く興味がない。主人公の千葉もそうだ。だから一週間も調査せずに初日に報告すればいいものの一週間ギリギリまでしない。それはなぜか?人間界のミュージックを楽しむためだ。死神の世界にはミュージックが存在しないらしく、好きで好きでたまらない死神たちは1日中レンタルショップで試聴コーナーにいることもある。クールでちょっと天然ボケな死神の千葉が「死」に選ばれた人たちとすごす1週間の物語。笑いあり涙あり。オシャレな作品です。

2つ目!

宮部みゆきさんの作品『火車』いってみよう!

この物語はすごいっす。次が気になる気になる!電車降りる駅通り越してしまうくらいに。

怪我がもとで休職中の刑事、本間俊介は遠い親戚の男に「行方不明の婚約者、関根彰子を探して欲しい」と遠い親戚の男性から依頼された。自己破産した過去を指摘され姿を消した彰子の行方を足を引きずりながら捜査を始める本間。徹底的に足取りを消して自ら失踪した彰子の目的は一体なんなのか。なんのためにそこまでする必要があるのか。そこにはどんな真実が潜んでいるのか。カード社会が産んだ自己破産者の悲惨な人生。壮絶です。カードこっわ~っ!

3つ目!

重松清さんの作品『ビタミンF』いきまっせ~。よいしょ!

こりゃ泣けますぜ・・・。30代の男性読むべし。

この作品は最近読んだ中でダントツ泣きました。家族の愛っていいとひたすら思いますよ。7話入っているんですが中でも僕が好きなのは『カサブタマブタ』です。完璧でありたいと思う父。それがプレッシャーになり、弱いところ、ダメなところを見せれない妻、息子、娘。そしてつもりつもって息子がきれる。初めて聞く息子たちの本音に父は・・・。

いやぁ、思い出しただけでも泣きそうになりました。いい話、切ない話がてんこもりでございます。

よっしゃ~。疲れてきた。

近々また書きます。

東野圭吾さんの『白夜行』『幻夜』『眠りの森』『流星の絆』

宮部みゆきさんの『長い長い殺人』

伊坂幸太郎さんの『アヒルと鴨のコインロッカー』

鯨統一郎さんの『みなとみらいで捕まえて』

五十嵐貴久さんの『交渉人』

西澤保彦さんの『七回死んだ男』

浅倉卓弥さんの『四日間の奇跡』

などなど。乞うご期待。