東野圭吾さんの『秘密』を読みました。
杉田平介の妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美2人を乗せたバスが崖から転落する。直子は死に、藻奈美は意識不明に。
そして藻奈美が奇跡的に意識を取り戻す。
しかしその藻奈美の体に宿っていたのは、妻・直子であった。
二人生き残ったとも言えるし、二人とも死んだとも言える。
こんなにも切ない状況に平介と直子はどう立ち向かっていくのか。
「藻奈美の体に直子がいる」というとても信じられないような『秘密』。
支えあう二人。戸惑う二人。変化していく二人。
しかし二人は愛し合っている。
苦しむ二人。
生まれる溝。
二人の奮闘を是非ご覧あれ。
今回もまた泣かしていただきました。
運命は愛する人を二度奪っていく。
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