Suicaを忘れた。
久々に切符を買うという行為に挑戦した。新幹線のチケットは買うが普通の切符を買うのは何年ぶりだろうか。
正直、ドキドキした。
Suicaになれてるから切符の買い方を忘れてしまっている。
行き先までの値段もわからない。
だから久々にちゃんと路線図を見た。
それも少し離れたところからなにごともないようにしれっと。
行き先までの運賃を確認。
「よし!」と券売機の前に立つ。
お金を入れる。
いつもはチャージオンリーだ。不思議な感覚におそわれる。
ボタンがいくつか表示された。
だが、行き先の値段のボタンがない。
何故だ。
明らかになにごとかあったように、路線図を見上げる。やはり値段はあってる。だが券売機にその値段のボタンはない。
何故なんだ。
石田一時停止。
静寂。
そして気がつく。乗り換えのボタンを発見!
嬉しさのあまり、恋人のおでこをつくようにそのボタンを押した。
希望の値段のボタンが現れた。
なんだろう。楽しかった。こんなことで喜べる自分が好きだった。
本当に小さな小さな冒険をさせてもらった気がする。
ありがとう、Suica。
今日は、そんなことを思ったのでした。
ほいでは。