上司の役割 | Indigo Walts

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カウンセラーNorikoのアレコレ。

業務改善とか人材育成とか考えてたら

ふと頭に浮かんだ。



「上司の役割」



部下の成長の邪魔をしないこと。




部下を育てる?


俺が育てた?



いや~ん、おこがましい。



うつ社長的には

概ね部下は勝手に育つ、に一票。



草木と一緒。

人間だって草木だって

生きてりゃ環境に左右されますから。



土壌: 良いところを伸ばせる環境

添木: ベクトル修正

日光: 適切な情報(情報が上司から全て落ちる場合)



んで、


成長の邪魔をしない。



これに尽きる、と思う。



問題児?

→リスクマネジメント能力が高いって方向にベクトル修正。

 問題発見能力を活かしてあげて

 評価される発言、迷惑がられる発言、

 適切なコミュニケーションとは何か、一緒に考えよう。


向上心がない?

→目標の妥当性を再検討。

 業務内容と本人の特性が合っているかも要確認。

 必要に応じて人参ぶら下げ~。



上司の仕事ってそんなものじゃないのかな。




もちろん、部下の失敗は上司の責任。

ちゃーんと見ててあげれば

失敗しそうか、アドバイスが必要か、待ったをかけるべきか

判断できるはず。



部下に「なんてコトしてくれたんだ!」って騒げば騒ぐほど

その人は部下のこと見てなかった証拠。


そんな上司に部下がついていくはずもなく・・・。



失敗は何よりの経験。

ちっちゃい失敗などさせてなんぼ。

大きい小さいは先手回避。



ちなみに、

決まりきったルーティンワークしかないお仕事ならば

鉄板マニュアルを作ってしまえばよいだけのお話。

マニュアルどおりに動くようマインドセットは必要だけど。




部下が育たねぇ、と酒飲みながらクダ巻いてる方々、

実は自分が芽を摘んでることもあるのだよ。




上に立つ人ほど謙虚な気持ちを持って欲しいと思った

うつ社長でした。