10月25日、放射線治療は29回目。

明日26日で最後の治療となります。


顔馴染みの看護師さんからも、

「いよいよ明日で最後だね!」と声を掛けられ‥

母も治療が終わる事が本当に寂しい様です。

治療が終わる事よりも、看護師さんや技師さんに会えなくなるのが何よりも寂しいです。


母が毎日副作用と闘いながら、治療を終えることが出来たのも、母の頑張りももちろんですが、看護師さん、技師さん達の気遣いがあってこそ。


これ以上、膀胱に照射は出来ない為、


放射線治療の終わり=治療の終わり


どこがでこの考えはずっと頭の中にありました。



この日は、放射線科の後、泌尿器科の受診でした。腎機能の数値が気になります。

待ち時間も長く、一番最後に呼ばれるまで1時間半座っていた為、母も少し疲れた様子でした。


主治医の先生は、相変わらず明るく

「待たせて悪かったな〜!ごめんな!」

と謝っていました。

これだけの大きな病院で、これだけの患者数を、一人ひとりと向き合い治療してくださる先生ですから、待ち時間は長くて当たり前なのですが‥


待ち時間までの気遣いに、

母はたくさん病気をしてきたけど、良い先生に巡り合っている。

そう改めて感じました。


放射線治療が効いているのか、

CRE 0.78、eGRF 54

数値が安定していました。

先生も治療中に腎臓が保たなくなる可能性を一番心配していたそうですが、

一旦安定している為、1ヶ月後に再度血液検査となりました。

(母は先生の顔が見たいらしく、1ヶ月も空くことに少し残念と言っていました)

「ただし、何か体調に変化があったら(予約無くても)すぐに来ていいからな!」と頼もしい一言まで。


さらに12月に放射線治療の効果判定が出るとのこと。先生もこればかりは祈るしかないと仰っていました。


11月は母の体調に気をつけながら、

綺麗な紅葉を見て、

母の好きな食べ物を食べて、

たくさん話をしながら過ごそう。

そう思いました。