人は悲しい記憶の方が頭に残る・・
どこかで吐き出さなきゃ、きっと私は自分の新しい思い出を頭に残せない・・。
だから、ここに記してみようと思った。


私は母に甘える事が出来なかった。

小さな頃から・・怖くて・・。

感情的な母は、自分の気分ですぐに私を痛めつける人だった。幼少期からずっと・・

布団叩きで背中がミミズ腫れになるのは日常茶飯事・・気が済むまで叩かれた。
父は仕事が朝早くから、夜遅くまで・・休みもほとんどない。出張も多かったので、この頃は父と一緒に住んでる感じもしなかった。

私には8つ離れた兄も居たが、叩かれるのは母と私が2人の時。
湯船に顔を埋められた時は、死んでしまうかと思った事もあった。


でも、体を痛めつけられるよりもっと辛い事があるなんて知らなかった・・

あれは、小学校に入り兄が高校入ってバイトもしだし、帰りが遅くなる生活が始まった頃、母はスナックに働く様になった。

夜一人なのが怖かった・・。
熱を出してうなされてても、平気で私を一人にして行く人だった・・。
でもこの頃から、私に手をあげる回数は減っていった・・。

何故なら、母に男が出来たからだ。

忘れもしない休日・・
母と男と出かける時は決まって遠くの温泉。

その温泉にお風呂に入りに行く訳ではない・・
メダルゲームコーナーに私を置き、2人は近くのラブホに行って来るのだ。
だから、私はいつも2時間以上放置される・・。
でもそんな時間が潰せるお金を渡されてる訳でもない。
だから、その時間が毎回苦痛だった。

ある日、母と男の飲み歩きに連れ回され、ベロベロになった2人は、眠そうな私を一緒にホテルに連れて行き、ソファで寝たのをいいことに、ベッドでしだしたんだ・・。

私はただ眠かっただけ・・
酒が入ってる訳でもない・・
だからあなたの喘ぎ声で目を覚ましてしまったんだ・・
衝撃だった・・
幼心ながら見てはいけないものを見てしまったと思い目を閉じて寝てるフリを続けた。

私のお母さんは・・母じゃない・・女だった。

まだまだ序章にすぎない。
やっぱり言葉にしてみて思った・・
この時から苦しかったんだって・・