私は、アンパンマンを通ってこなかった人です。

子どもの頃も特に見ていなかったし、娘が生まれてからも、家でアンパンマンを見せていたわけではありません。なので娘がアンパンマン信者になる前は、ドキンちゃんとコキンちゃんの区別すらついていませんでした。


そんな我が家だったのですが。

保育園なのか、お友達なのか。いつの間にやら外の世界からアンパンマンが逆輸入されまして、気づけば娘、すっかりアンパンマン大好きっ子に。

アンパンマンはもちろん、バイキンマンもドキンちゃんも大好き。母の知らないところで、着々とアンパンマンワールドが形成されていました。

50cm級のアンパンマンたちがやってきた

そんなある日、友人から「友人のお宅で使わなくなったアンパンマンのぬいぐるみがあるんだけど、いる?」という話が。

娘、絶対喜ぶ。
 

ただ、写真を見るとなかなかの存在感。アンパンマン、しょくぱんまん、バイキンマンあたりは50cmくらいある大サイズ。

一瞬、頭をよぎりました。

家のインテリアのバランスが……。
 

とはいえ、これだけアンパンマンが好きな時期も今だけかもしれない。ということで、ありがたくお譲りいただくことにしました。
 

そして、ぬいぐるみたちが我が家にやってきた日。娘、大興奮。

大きな袋からひとつ取り出しては抱きしめ、そのままソファへダイブ。戻ってきて、またひとつ取り出して抱きしめ、ソファへダイブ。

また戻ってきて、次のひとつ。

またダイブ。

アンパンマンのぬいぐるみを抱えてソファへ何度もダイブする娘

喜びが一定量を超えると、とりあえずソファにダイブするらしい。

まあ、これだけ喜んでくれるなら。

インテリアなんてどうでもいいか。

そして全員、寝室へ

問題はその先でした。

この子たち。

夜、寝室にも来る。
 

アンパンマン大、しょくぱんまん大、バイキンマン大、ドキンちゃん中、アンパンマン小、バイキンマン小。そこに元々いたテディベア、うさぎ、パンダも加わります。

そして真ん中に娘。

その横に、私。
 

もはや曼陀羅。
 

娘を中心にアンパンマンの仲間たちがぐるっと取り囲み、その一角に疲れ果てた母が横たわる。

夜な夜な完成する、我が家のアンパンマン曼陀羅です。

娘を中心にアンパンマンの仲間やぬいぐるみと母が囲む夜の様子を描いたイラスト

娘にとっては最高の寝床

母としては「寝る場所が……」となるわけですが、娘にとっては最高の環境らしい。

左を見ても、右を見ても。上を見ても、下を見ても。

大好きなものばかり。
 

アンパンマンもしょくぱんまんも、バイキンマンもドキンちゃんも。いつものテディベアもうさぎもパンダもいて、ついでに母もいる。

大好きなものにぐるっと囲まれて、なんとも満足そうです。
 

かつて、ドキンちゃんとコキンちゃんの区別すらつかなかった私。娘にアンパンマンを見せていたわけでもないのに、今では私までアンパンマンの仲間たちに埋もれながら寝ています。

娘は幸せそう。

母は狭い。
 

そして今夜も、娘を中心にアンパンマンたちが集結し、母は残されたスペースに身体をねじ込む。

夜の曼陀羅、アンパンマンマーチ。