娘のインフルエンザの予防接種、そろそろ考えないとなぁ…。

と、東京都内の近所の小児科を調べていて今さら知ったこと。

インフルエンザの予防接種って、病院によって値段が違うんですね…!

全国一律だと思ってたw

 

いや、予防接種を毎年ちゃんと受けている方には常識なのかもしれませんが。

私、自分で言うのもなんですが妙に丈夫でして。インフルエンザに罹った記憶も、人生で1回くらいしかない。

予防接種も毎年欠かさず受けるタイプではなく、「会社で受けられるなら受けとくかー」とか、「今年はなんとなく受けとくかー」とか。

 

その程度だったので、インフルエンザの予防接種に一体いくら払っているのか、真面目に気にしたことがありませんでした。

でも娘がいると話は別。

 

 

子どものインフルエンザ予防接種、2回なのね

厚生労働省の案内によると、注射タイプのインフルエンザワクチンは、

  • 生後6か月~3歳未満 0.25mL×2回
  • 3歳~13歳未満 0.5mL×2回
  • 13歳以上 原則1回

という接種方法。

つまり小さい子どもは2回

……2回。

1回3,500円だったとしても、3,500円×2回=7,000円。

夫婦も1回ずつ3,500円で受けたとすると、

娘 7,000円
母 3,500円
父 3,500円

合計14,000円。

 

え。

インフルエンザの予防接種だけで14,000円??

今まで自分一人だったので、まったく意識していませんでしたが、家族になると予防接種って地味に結構な出費なのね…。

しかも病院によって値段が違う

そこで近所の小児科をいくつか調べてみたところ、さらにびっくり。

値段が違う。

 

東京都内の小児科をいくつか見てみると、1回3,000円台のところもあれば4,000円台のところも。さらに「13歳未満は2回目○○円」と、2回目だけ安く設定している病院もありました。

 

私、てっきりインフルエンザワクチンって「今年は全国一律○○円です」みたいなものだと思っていたんですよね。

違ったw

 

インフルエンザの予防接種は、原則として健康保険が適用されない任意接種。一般の保険診療のように全国一律の金額ではなく、医療機関によって接種料金が違います。

1回なら数百円の差でも、子どもは2回。さらに家族全員となると、病院による料金差も馬鹿にできません。

「いつもの病院でいいや」と予約する前に、一度近隣の病院を調べてみてもよさそう。

住んでいる自治体によっては助成がある

そして調べていて知ったのが、子どものインフルエンザ予防接種に助成を出している自治体があること。

これも全国共通ではありません。

2026年度の東京都内だけ見ても、子どもの注射タイプのインフルエンザ予防接種に1回2,000円などの助成を出している自治体があります。12歳以下なら2回まで助成されるところも。

2,000円×2回なら4,000円。

これは大きい。

 

一方で、子どものインフルエンザ予防接種に自治体独自の助成がなく、全額自己負担となる地域もあります。

同じ東京都なのに!

 

なので、「東京都 子ども インフルエンザ 助成」ではなく、「○○区(○○市) 子ども インフルエンザ 助成」で調べたほうがよさそうです。

自治体になくても、健康保険の補助があるかも

我が家の自治体はどうなんだろう?

と調べてみたら、残念ながら子どものインフルエンザ予防接種への助成はなし。

がんばってくれよ!

……と思ったのですが、さらに調べてみると、今度は加入している健康保険に補助制度がありました。

インフルエンザ予防接種に2,000円の補助。

そんなものがあったのか!

 

会社員の場合、「協会けんぽ」だったり、会社や業界の「○○健康保険組合」だったり、加入している健康保険は人によって違います。そして健康保険組合によっては、独自にインフルエンザ予防接種費用の補助を行っています。

金額や条件、対象となる病院、利用方法などは健保ごとに違うので、「自分が加入している健康保険組合名+インフルエンザ予防接種」で一度検索してみるのがおすすめ。

 

ちなみに我が家が加入している健保の場合は、子どもが2回接種する場合でも補助を受けられるのは年度内1回のみ。

 

さらに、「どこの病院で普通に接種しても、あとから領収書を出せば2,000円返ってくる」という仕組みではありませんでした。指定された方法で利用する必要があります。

危ない。知らずに普通に予約するところだった。

「安い病院+健保補助」で結構変わる

たとえば、

1回目 4,000円
2回目 3,000円

という病院なら、通常は合計7,000円。

 

でも、その病院が自分の健康保険の補助対象で、1回目に2,000円の補助を使えれば、2,000円+3,000円=5,000円。

2,000円違う。

 

さらに病院そのものの料金も違うので、「近所で一番安いところ」だけを探すのではなく、「健保の補助が使えて、最終的な自己負担が安いところ」を探したほうがいいんですね。

……インフルエンザの予防接種ひとつで、こんなに調べることがあるとは思わなかったよw

え、鼻からのワクチンもあるの?

そして調べていて、もうひとつ気になったのが、鼻にシュッとするインフルエンザワクチン。

「フルミスト」という経鼻ワクチンです。

対象は2歳以上19歳未満。注射ではなく、左右の鼻にワクチンを噴霧します。

つまり、針を刺さない。

 

え。

痛くないの??

 

正確には、針を刺さないので注射による痛みはありません。鼻にシュッとされる感覚を嫌がる子はいると思いますが。

しかも注射タイプだと13歳未満は2回接種なのに、フルミストは1回

だったら子どもにはこっちのほうがよくない??

と思ったのですが、調べてみると、やっぱりそんな単純な話でもありませんでしたw

注射2回とフルミスト1回、何が違う?

子ども目線でかなり大きいのは、やっぱり「針を刺さない」こと。しかも1回で終了。

注射なら、

  1. 病院へ行く
  2. 注射
  3. 数週間後にまた病院
  4. また注射

ですが、フルミストなら1回。

親としては、「病院へ連れて行くのが1回で済む」というのも結構大きくないですか。

ただし料金は、私が東京都内で調べた範囲では注射より高め。

 

たとえば、

注射 3,500円×2回=7,000円
フルミスト 8,000~9,000円台×1回

という病院もありました。

 

単純な接種料金だけなら注射のほうが安いケースがあります。

でも、2回病院へ行く時間、子どもを連れて行く手間、2回注射される子どもの負担まで含めると、「多少高くても1回で終わるほうがいい」という家庭もありそう。

もちろんフルミストにもデメリットはある

ただ、「痛くない!1回!じゃあフルミスト一択!」というわけではありません。

フルミストは、注射タイプとは違って弱毒化した生きたウイルスを使う生ワクチン。そのため、健康状態などによって接種できない場合があります。

そして副反応も注射とは少し違い、鼻水・鼻づまり、咳、のどの痛み、頭痛、発熱などが報告されています。

  • 注射: 針を刺す。接種したところが痛くなることもある。
  • フルミスト: 針の痛みはない。ただし鼻水や鼻づまりなどが起こることがある。

どちらが適しているかは、「痛くないからフルミスト!」だけで決めるのではなく、子どもの年齢や健康状態も含めてお医者さんに相談したほうがよさそうです。

フルミストも助成や健保補助の対象になることがある

そして家計目線でもうひとつ重要なのが、自治体によってはフルミストにも助成があるということ。

2026年度の東京都内にも、注射なら1回2,000円、フルミストなら1回4,000円、というように助成している自治体があります。

さらに我が家が加入している健康保険についても調べてみたところ、

フルミストも補助対象でした。

 

おお!

ただし補助額は注射と同じ2,000円。さらに、どこの病院でも使えるわけではなく、指定された医療機関のうちフルミストの差額対応が可能なところで接種する必要があります。

なるほど。

で、我が家の場合いくらになるの?

ここまで調べたら、

結局我が家はいくら払うことになるのよ。

ということで、健康保険の補助が使える病院で実際に計算してみました。

2026年度の料金で、注射は、

1回目 4,400円
2回目 2,750円

合計7,150円。

 

我が家の健康保険から2,000円の補助が出るので、実質5,150円。

一方、フルミストは1回9,350円。こちらも健康保険の補助対象なので、2,000円の補助が使えれば、実質7,350円。

 

つまり、

注射2回 5,150円
フルミスト1回 7,350円

差額2,200円。

 

うーん。

2,200円安くするために、病院へ2回連れて行って、娘に2回注射を受けてもらうか。

それとも2,200円多く払って、鼻にシュッと1回で終わらせるか。

こうして比べると、フルミスト、結構アリなのでは…?

 

単純に「9,350円、高っ!」と思っていたけれど、健保の補助まで入れて、さらに通院回数と注射2回分の負担まで考えると、見え方がだいぶ変わりました。

※2026年9月21日現在、我が家が利用を検討している医療機関では、フルミストについて健康保険の補助を利用した場合の自己負担額が「調整中」と案内されています。そのため7,350円は、通常料金9,350円から我が家の健康保険の補助額2,000円を差し引いた現時点での試算です。実際の自己負担額は予約・接種時にご確認ください。

結局、予約する前に調べるものがいっぱいあった

というわけで。

娘のインフルエンザ予防接種を調べ始めただけなのに、知らないことがいっぱい出てきました。

予約する前に確認したいのは、

  • 近隣の病院の接種料金
  • 子どもの2回目の料金
  • 自治体の助成制度
  • 加入している健康保険の補助制度
  • 補助を利用できる医療機関
  • 補助を受けるための手続き
  • 2歳以上ならフルミストという選択肢
  • フルミストも助成や健保補助の対象になるか

このあたり。

今まで、インフルエンザの予防接種なんて、どこで受けても同じでしょ。と思っていた私。

全然同じじゃなかったw

 

自分一人なら数千円で終わるので、そこまで気にしていなかったけれど、子どもが生まれて家族分を考えるようになると、予防接種もちゃんと調べたほうがいい「家計の出費」なんだなぁと。

 

そして娘については、注射2回にするか。2,200円多く払って、針を刺さず1回で終わるフルミストにするか。

これはちょっと悩む。

これから予約する方は、いつもの病院の予約ボタンをポチッとする前に、病院の料金だけじゃなく、自治体と健康保険のサイトも一度チェックしてみてください。

私のように、

「え、そんな制度あったの?」

となるかもしれませんw

※この記事は2026年9月21日時点で確認した情報をもとにしています。インフルエンザワクチンの接種対象・料金・助成制度・健康保険組合の補助条件等は変更される場合があります。また、接種できるワクチンは年齢や健康状態などによって異なります。最新情報は厚生労働省、各自治体、加入している健康保険、医療機関の公式情報をご確認ください。