半月板縫合手術終了後。
全身麻酔が切れた後だったと思う。看護師さんと二言三言会話をし、腰に座布団を当ててもらって、また眠りについたときだった。
耳のそばで物凄い和太鼓の大音響。
ドンッドンッドンドンドンッ…
声も聞こえる。男性の声。
歌ってる?お経か?
太鼓がその声に合わせて鳴ってる。
自分は眠って聞いているのか起きているのか、感覚がおかしくなっていた。
頭の中で鳴り響く太鼓の音…
うるさくて眠れない!
でもそのリズミカルな音で、いつの間にか寝落ちしていたと思う。
……
一晩経っても太鼓のリズムがまだ耳に残っていた。
今、太鼓を叩けと言われれば、すぐに同じように叩けるくらい、耳に残っていた。
不思議な夢もあるもんだと思った。
手術から一週間後、友人がお見舞に来てくれた。
手術中の不思議だった和太鼓の話をすると、友人は笑いながら
「御守りが効いたんじゃない?あなたの家の近くのお不動様にお参りして買ったんだよ。ご利益あったでしょ~」
しれっと話す彼女。
…そうだったのか…!
そう言えば
手術をする前日に、その友人からは御守りを頂いていた。
正直、たいしたオペでもないし、
私は祈願するほどのお不動様への信心も持ち得ていなかった…。
ただ、とてもカラフルできれいな御守袋だったので、何気に病室のベッドにくくりつけておいたのだ…。
この御守りか…?!
今思えば、麻酔が切れてもたった一粒のボルタレンで痛みもなく、ぐっすり眠れて…。
寝返りも打てない状態だったのにそれ程の苦痛も感じず…。
酸素マスクが苦しいということもなく…。
守ってもらってたんだね、きっと…
ありがとうっ…😢
御守りって、本当に効力あるんだ…と、あらためて気づいた一件。